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2005年8月

Pasta al sugo di fegato calamaro イカ肝パスタ

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友人が七里ガ浜の夏祭りでウクレレを演奏するというので見に行ったんですが、ウクレレも良かったけど、何より良かったのは終わった後に鵠沼海岸のGlassで食べた「イカ肝パスタ」! イタリア語で言うと「Pasta al sugo di fegato calamaro」かな。イカの肝ソースのパスタ。でも地方色豊かなイタリアの食の観点からすると、新鮮なイカは南のもので、生クリームはどちらかというと北のものなので、あまり見ないメニューかもしれません。

27_calsmari新鮮なイカがまるごと手に入ったので、作ってみたらすごく簡単でした。
材料はオリーブオイル、ニンニク1片、イカ1杯、生クリーム1パック(200mlぐらい)、パスタに塩のみ。こんな簡単な材料から、思いがけず複雑な味のパスタが出来上がります。イカって安いと1杯100円もしないし、生クリームも1パック150円ぐらいのでOKです。まずイカを解体して、胆、イカ墨、甲骨を取り出してきれいに洗います。面倒なので皮はむきませんでした。このパスタにはイカ墨は使いません。小さな墨袋を取り除いてください。写真には肝が2つありますが、1つ分で大丈夫です。
フライパンにオリーブオイル、みじん切りにしたニンニクを入れて中火で香りを出します。ニンニクが色づいて香りが出たら弱火にして、皮から取り出した肝と生クリームを入れてよくかきまぜます。このとき、肝をヘラでつぶすようにしながらオイルや生クリームと混ぜるとソースが滑らかになります。自信のない方は1度火を消してからここまでの作業をしたほうがいいかも。
20_sugo混ざったら、胴の部分は輪切りに、エンペラの部分は適当に切ったイカを入れて煮込みます。あまり火を通し過ぎないように。イカが硬くなってしまうので。これぐらいでいいと思います。パスタの茹で汁をお玉1杯分ぐらい入れ、塩味の調整をします。塩が足りなければここで足してください。
表示時間より2分ぐらい早めにパスタをソースの入ったフライパンに移し、全体がよく絡むように混ぜて出来上がりです。盛り付けたあと、海苔をふっても美味しいです。七味唐辛子も合うかも。あと、パスタの種類も何でも良さそうです。お店では普通のスパッゲティだったんですが、ちょうどうちにはなかったのでペンネで作ったけど美味しかったです。フジッリでもソースが絡んで良さそうですね。20.Agosto

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<番外編>最後の東京湾花火

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海岸501の借り手がやっと見つかって、でも入居までまだ1週間あったので、急きょ身内だけで東京湾花火を部屋から鑑賞しました。去年、「今年で最後だ!」ということで、両親に弟夫婦、ユースケ、妹夫婦にエンディの両親と叔母さんまで呼んで盛大に花火鑑賞会やったんだけど、そのときは今年も見ることになるとは思いもよりませんでしたね(汗)。夕方から降り出した雨も始まる頃にはすっかり止み、かえって空気がひんやりとして、外で見た人も例年より過ごしやすかったんじゃないでしょうか。

hanabi今年は部屋で料理もしないし、両親と妹夫婦と私の5人だけだったので、じっくり花火を見ることができました。ここに越してきて初めてだったかな、あんなにちゃんと見たのは。けっこう涼しかったのでベランダのベンチに座って見てました。
12,000本でしたっけ? それが1時間半ぐらいでバンバン上がります。すごく贅沢な打ち上げ方です。田舎の花火大会だったら、もっと大事に間をおいて、1本ずつじっくり鑑賞するんだろうなぁ。東京湾では次から次へと、前の花火とほぼ重なって見えるものすらあります。風情を感じるというより、華やかなショーのような花火でした。

hanabi_heyaところで海岸501、荷物がすっかり持ち出され、まるで別の部屋のようです。奥の部屋(うちに来たヒトなら知ってる、物置と化していた部屋)もデスクにイス、ソファだけとなり、ご覧のようにすっきり! 感動すら覚えます。まぁ、ほとんどうちの両親と妹夫婦がやってくれたんですどね(汗)。13.Agosto

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<番外編>根本のうなぎ

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山形から帰って早々、友人のブログで目を付けていた、「根本」に行きました。場所は葛飾区と三郷市のまさに境目、都立水元公園のすぐ近くです。

写真は「うな重「上」」です。肝吸いとおしんこが付いて1,800円。うなぎ、デカイです。肉厚で大きなうなぎが2枚のっています。あまりに大きいので、半身ずつ重なってお重に詰め込まれてます。タレはインパクトのある濃いめな甘辛味。うなぎも脂がのっていて、ほっこり柔らかく、ところどころカリッと芳ばしく、本当に美味しいぃぃぃ。私はがっつり完食したけど、胃もたれの方や少食の方は大人しく「並」にすべし。食べごたえあります。

unagi_kimoこちらは「肝焼き」。タレを絡めて焼いた肝が小鉢にこ~んなに入って300円。炭火焼きだろうなぁ。少し焦げた香りがして、肝の苦味と甘辛いタレが絶妙なハーモニーを・・・あぁ思い出したらまた食べたくなってきました。そういえば肝吸いの中の肝もあぶってありました。紹介してくれた友人はうな肝がちょっと苦手らしいけど、この炙り肝はいけると言っていた。それぐらい美味なこの「肝焼き」。メニューにのってないうえに、売り切れゴメンの予約不可。ラッキーだったら食べられます。

unagi_kawa車じゃないと行けない辺鄙な場所ながら、お店は繁盛していました。ヨーロッパのレストランのようです。その味を求めてわざわざ遠出するような、そんな感覚と同じものをこの「根本」に感じました。出かける甲斐のあるうな重です。
お店の裏には小さな川が流れていました。昔はここでうなぎが獲れたのかな。今でもここから船を漕ぎ出して漁に出るのでしょう。吊るしてあるうなぎの仕掛けが、それを物語っています。
そしてこの川にはカニがいました! 食べ終わって川をぼーっと眺めていたら、岸でたくさんのカニが甲羅干しをしていたのです。今度は網を持ってうなぎを食べに行こう!3.Agosto

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<山形編>酒田の美味しいもの

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旅はやっぱり美味しいものがないと。少しだけど、酒田で食べた美味しいものを。

こちらは「ワンタンメン」です。今回の旅行にあたり、前夜半徹でネットサーチしたのですが、酒田といえば「ラーメン」らしいのです。こんなサイトもありました。
で、いくつか候補を考えて行ったのですが、「作家の椎名誠氏も「雲を呑むような滑らかさ」とひとめぼれ」なんて書いてあったので、「川柳」というところに入りました。けっこうミーハーな選択。
いや~、本当に滑らかな喉ごしです。しかもワンタンがデカイ。おそらく20センチ角ぐらいの正方形の皮にタネを包んでるんじゃないでしょうか。でも薄いから、ペロンと一口で入ります。っていうか、あまりに薄くて柔らかいので、ワンタン自身が自分の重みに耐えられず、箸で持ち上げると途中で切れます。入ってたワンタン全てでチャレンジしたけど、結局完全なカタチでつかめたものは1つもなかったです。スープはさっぱりしょうゆ味。こってり派の私は本来このようなワンタンメンは頼まないんだけど、今回の選択で新たなラーメン系ワールドが広がりました。それぐらい美味しいワンタンメンでした。

yamagata6_nasuこちらは「井筒」という小料理屋で食べた「丸ナスの味噌田楽」。このお店も事前にネットでチェックして目をつけてたところです。本当は「久村酒場」を狙ってたんだけど、あまりにディープで入れなかった・・・。このワタクシが二の足を踏むぐらいです。せめて2人だったら入ったと思うけどなぁ。誰か一緒に行ってください。
この味噌田楽、出てくるまでにすごーく時間がかかりました。なので、ちょっとイラついたところに出てきたのですが、「ごめん・・・これなら時間がかかるよね」と一目見て分かる仕上がり。お味噌の上にインゲン、海老、しいたけが1センチ角ぐらいにきれいに切りそろえられて乗っています。ひとくち食べて更に納得。お箸でナスの繊維まで切れるほど柔らかく焼いてあります。でも皮は焦げてません。甘い味噌にやわらくなったナスと歯ごたえを残した海老やらインゲンやらが絡まって・・・なんとも言えない味わいが口の中に広がります。こんな遠いところまで来て、こんなに洗練された美味しいものが食べられなんて、やっぱり旅はいいものです。

yamagata6_nikomiこちらはネットに「食べるべし」と書いてあった「牛すじのやわらか煮」。牛筋が本当に柔らかく煮込んであって、でも歯ごたえを残す肉のこってり感あふれる食べがいのある一品でした。卵も落としてあって、お酒の最後にオススメです。お茶漬けやそうめんじゃなくて、こういうのを食べるのもいいものだなぁと新たな発見でした。2.Agosto

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<山形編>酒田の町

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大山から1時間ぐらいのところが酒田です。江戸時代、北前船で栄えた商人の町。イタリアで言えばジェノヴァか、ベニスかってところでしょうか。規模はだいぶ小さいけど。

sakata_okomeTOPは酒田観光のメイン、山居(さんきょ)倉庫。明治時代、庄内で収穫されたお米を1度この倉に集めて品質チェックやパッキングをしたあと、船に積んで発送していたそうです。山居は最上川と新井田川に挟まれたところにもともとあった小島の名前です。その小島全体を一大流通センターにしたので、山居倉庫となったんですね。庄内平野で作られたお米が、川を下ってこの山居倉庫まで運ばれたのでしょう。今では船での流通はありませんが、倉庫としては一部使用中。使っていない倉を「庄内米歴史資料館」や観光物産館、アートギャラリー、レストランなどとして使用しています。資料館では昔の米流通の様子や、世界と日本の米の種類など、お米に関するさまざまな資料が展示されていてとても面白いです。お米の種類が色々あるのは知っているけど、こんなふうに実際に展示されているとその違いがよく分かります。

sakata_minatoこちらは酒田港にある「さかた海鮮市場」。カキのほかにも近海で揚がる魚が色々販売されています。激安ってほどではありませんが、新鮮さは抜群です。カキはその場で食べることもできるみたいでした。平日だったせいか地元の人がふつーに買い物に来てたけど、酒田で美味しい魚が食べたかったらここを覗いてみることをオススメします。

あと、酒田では観光客向けに自転車を無料で貸し出してくれています。駅や主要観光スポットで借りることができるので、ぜひ利用してみてください。私もしっかり借りました。ビミョーな距離も自転車ならスイスイ。観光の質がグッと上がります。2.Agosto

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<山形編>湯殿山

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今日は出羽三山のうち最も不思議な湯殿山に行きました。上の写真は山の登り口なんですが、ここから先はマイカー禁止。徒歩か専用のバスで行きます。さらにその先は何と土足厳禁のうえに撮影禁止。みんな裸足になってお参りします。「語るなかれ、聞くなかれ」と言われる神秘の山で、他言無用、お参りに行った人だけが知ることのできるミステリーゾーンです。
yamagata5_fioreここでお参りするのは仏像ではなく、ご神体と言われる大きな赤さび色の岩です。高さ5、6メートルの大きさで、あちこちから温泉が湧き出ています。その岩が赤くなってるのは、どうやらその温泉のせいみたいです。素足で登って行くのですが、ぬるっとして滑りやすく熱いぐらいの湯が流れているところもあるので、ちょっと危険。でも気持ち良かったし面白かったです。私も色んなところへ行ってるけど、こんなのは初めて。そのほかにもここでお払いを受けたり、人型の紙を小川に流したり、岩に紙を貼り付けたり、足湯に入ったりとイベント盛りだくさん。あ~、お参りしたなぁって気分になります。そうそう、漢方薬みたいなのも一服もらいました。これで参拝料500円です。
写真は下山途中にたくさんあった、紫陽花みたいなかわいい花。他にも百合やアザミが咲いていて、バスで一気に下るにはもったいない素敵な山道です。「語るなかれ、聞くなかれ」なのに、こんなに書いちゃったよ・・・大丈夫なのか、私。

yamagata5_semi大山に戻ってからは小説「蝉しぐれ」に没頭。実は藤沢周平作品は1冊も読んだことがなく、今回の旅の間に読んじゃおうと、お義母さんから借りました。こちらは映画「蝉しぐれ」のオープンセット。美しい庄内の四季を撮るために、1年かけて撮影したそうです。今はまさに蝉しぐれのシーズンですが、秋の紅葉、冬の雪景色も良さそうですね。

yamagata5_umeboshi食べ物の写真が1つもないので、初日に撮った大山の民家の庭先を1枚。梅干が干してありました。でも梅干って、ここまで漬かっていたら、もう干さなくていいんじゃないの?漬け込む前に干すのかと思ってたけど・・・うーん、謎。1.Agosto

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<山形編>羽黒山で精進料理

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私がイタリアに行くとき、ウメちゃんのお母さんが出羽三山(でわさんざん)のお守りを送ってくれました。私はそれをイタリアの部屋のベッドルームに飾ってましたが、話には聞いたことがある出羽三山にいつか行ってみたいなぁと思っていたので、今回、毎日お出かけの強行スケジュールのなか連れて行ってもらいました。そして江戸時代に建てられた「斎館(さいかん)」で精進料理をいただきました。

まずは上段左から「月山筍(がっさんだけ)としいたけ、厚揚げの煮物」「胡麻豆腐」「丸ナスの味噌田楽、揚げ茗荷添え」。このあたりで採れる細い筍を月山筍というそうです。胡麻豆腐には、みたらし団子のタレみたいな甘い葛あんがかかってます。この地方ではポピュラーな食べ方。今回の旅のあちこちで出てきました。
中段左から「イタドリの甘酢和え」「菊の花のおひたし」「青菜の芥子和え」「ふきの胡麻油煎り」。和えものの味って、こんなふうにバラエティ豊かになるんだなぁと実感。イタドリはコリコリした歯ごたえが面白かったです。芥子和えは、お醤油じゃなくてだし汁に芥子を混ぜてあるようで、優しい味わいでした。
下段左から「白米」「民田茄子の漬物」「だだちゃ豆のお味噌汁」。民田(みんでん)茄子もこの地方の特産で、小さくてコロンとした丸いカタチをしています。主に漬物として食べられているようです。芥子漬けや浅漬けになっているものをよく見かけました。あと、お味噌汁の具が枝豆ってのも初めてでしたねぇ。
動物性たんぱく質が一切なくても、色々な食材や味つけと歯ごたえ・歯ざわりで、すごく満腹感がありました。本当にヘルシーです。全部で何カロリーぐらいあるのかなぁ。

yamagata4_dewaところで、「羽黒(はぐろ)山」「月山(がっさん)」「湯殿(ゆどの)山」の3つの山を総称して「出羽三山」と言うそうです。593年に崇峻天皇の皇子、蜂子皇子が蘇我氏の難を避け海路を北上し、上陸したのが昨日の由良海岸。そこで3本足のカラスに導かれて辿り着いたのが羽黒山で、皇子はここで修行を積んでいたところ羽黒権現が現れたので、続いて月山、湯殿山も開山し、3つ合わせて出羽三山とネーミング。その難行苦行の修行が修験道(しゅげんどう)として厳しい修行のメソッドとなり、ご利益を求めて全国から修行者が訪れ現在に至る・・・と、まぁ、1400年間の流れをざっと説明するとこういうことらしいです。なんとここには、生きたままミイラになった修行僧=即身仏もいます! 五穀を絶ち、即死しない程度に少しずつ水銀とか漆を飲んで、徐々にミイラになっていく修行・・・よく考えたものです。
yamagata4_gojuunotouもちろんみんながそんな修行をしたわけではなく、今でもポピュラーなのはこの三山を歩くことです。上の写真は羽黒山の参道で、樹齢350~500年の杉並木に囲まれた2,446段の石段です。私も登りましたが、空気が澄んでいるし杉木立で直射日光が当たらないので、そんなにつらく感じませんでした。下は石段の途中にある国宝で、東北地方最古の五重塔です。塗りがなく、木地がそのまま出ています。五重塔って、赤を主体に緑とか黄色に塗られているものが多いから、この五重塔には潔さと清々しさを感じたなぁ。

yamagata4_ghiaccioこちらは石段の途中にある峠の茶屋「二の坂茶店」でいただいた天然水で作った氷のかき氷です。大きめのお豆腐2丁分ぐらいの四角い氷を、昔ながらの手動のマシンでゴリゴリとひっかいて作ります。これを、山の峰を吹き上げる涼しい風のなか、庄内の遠い村々や青い田んぼを眺めながら食べることができます。この峠の茶屋、石段のちょうど真ん中あたりにあるので行くのが大変だけど、かき氷は絶品!本当に美味しかった。
yamagata4_gelateriaまるでセットのような峠の茶屋。ところ天や、玉こんにゃくを串に刺したものなどもあります。店もメニューも江戸時代から時間が止まってます。31.Luglio

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<山形編>鼠ヶ関で岩ガキ

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由良温泉の朝。今日は朝からよく晴れて、窓の外にはご覧のような素晴らしい景色が!右奥に見える緑の小島が、東北の江ノ島と言われている「白山島」です。確かに海岸から朱塗りの橋を渡って行くから似てるけど・・・ぷっ(笑)、なんて思って行きもしませんでしたが、ネットでチェックしてみたらなかなかのポイントだったらしい。悔やまれます。詳しくはこちらを。

yamagata3_fugu昨日は手前に見える小島の右手たもとあたりで磯遊びをしたのですが、すごく小さいフグをつかまえたりカニをつかまえたりして楽しめました。このちいさなフグ、「豆フグ」って言うそうです。体長2センチぐらいしかありませんが、お腹がぷっくり膨らんでいて目がギョロッとしてて、まさにフグでした。写真クリックして見てみてください。

yamagata3_ghiaccioホテルを出たあとは海岸線に沿って新潟方面へまっすぐ行き、県境の「念珠関(ねずがせき・鼠ヶ関とも書く)」へ行きました。この念珠関付近に、都を追われ日本海を船で北へ向かい奥州平泉を目指した義経一行が上陸したという言い伝えがあるそうです。「義経」というと今や「タッキー」の顔が浮かぶのは私だけではないでしょう(笑)。このあたりが放送されるのは10月ごろですかねぇ。
さらにラッキーなことに、今日はこの鼠ヶ関漁港で「第一回 天然岩ガキ食べづくしフェスティバル」というのが山形漁協 念珠関支所の主催で開かれてました。普段は何もない漁港の一角にさまざまな出店が立ち大賑わいでした。大漁旗が張り巡らされ、こーんな氷の船まで飾られ、会場内はなかなかの盛り上がりを見せていました。

yamagata3_kaki岩ガキは生のまま、またはこのように炭火で焼いたものを、なんと1個200円で食べられます。昨日は「生」だったから、今日は「焼き」を。「生」は本当にねっとりとしてクリーミーな味わい、鼻の先に抜ける磯の香りが何とも言えず美味しかったのですが、「焼き」もまた!!!身がギュッと引き締まり、味が数段濃くなった感じ。力強い磯の香りと弾力のある歯ざわりで、こちらも素晴らしい美味しさでした。

yamagata3_okonomiこちらは岩ガキ入りのお好み焼きです。こうして写真を見るとタコばっかりって感じですが、中にはむき身の岩ガキが、そうですねぇ、1枚に5個は入っていたと思います。そして1枚200円・・・こんなんで商売になるんでしょうか。岩ガキって、はっきり言って殻から取り出すだけでもタイヘンな労力だと思うけど。今回はユースケとウメちゃんのお父さん&お母さんと一緒だったから、サクッと済ませたけど、来年は友達と一緒に行って、ビール飲んで岩ガキ食べて堤防で昼寝して暑くなったら海に入って、そしてまたビール飲んで岩ガキ食べて・・・エンドレスな「第二回 天然岩ガキ食べづくしフェスティバル」したいなぁ。30.Luglio

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<山形編>鶴岡市内と由良海岸

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山形2日目は午前中、ひとりで鶴岡の中心地に行ってきました。大山からバスで15分ぐらい。ここは歴史的建造物の宝庫です。江戸から明治にかけての素晴らしい建物がたくさん残っています。

yamagata2_cidouいきなりですが、まずは鶴ヶ岡城址で爆睡・・・(汗)。昨夜遅くまで飲んでたんだけど、今朝、お義母さんと一緒に6時に起きて裏山にあたる大山公園を散歩しちゃったから、眠気と疲れで公園のベンチで小1時間ほど寝ました。暑かったけどベンチが木陰にあるので気持ちよく眠れました。その後、到道(ちどう)博物館へ。こちらは明治14年に建てられた旧西田川郡役所の建物で、今は考古学資料が収められています。縄文人にとってはこのあたりは最高の条件を備えた場所だったんですね。今ほど寒くなかったらしいし、豊富な山の幸にきれいな水と川の生物によって1年中食べ物に困らない土地だったので、多くの遺跡が点在してるそうです。館内には案内人がいて丁寧に解説していってくれて、う~ん、勉強になりました!このほかにも庄内藩主の隠居家や、昔の民家が移築されてたりして、古い建物好きには絶好のポイントです。

yamagata2_heiscindouこちらは丙申堂(へいしんどう)。鶴岡の豪商、風間家の邸宅が国指定重文となって保存公開されているものです。とにかくお金持ちだったらしいです、風間一族。庄内藩の御用商人として呉服を卸していたのですが、明治期には金融業に転じて、酒田の本間家に次ぐ大商人の一族=大金持ちとなっていったらしい。昔の人はお金持ちになると慈善事業につぎ込んで名誉欲を満足させたようで、この家は主に児童福祉に尽力して、今でも育英事業を展開してるというから、その活動は筋金入りです。ちなみに、この部屋で映画「蝉しぐれ」の撮影が行われたそうで、主役の市川染五郎と木村佳乃のシーンが撮られたんだって。10月1日公開。楽しみ~。そうそう、こちらも案内の人がすごく良かったです。鶴岡って博物館司書のレベルが高いわ。

yamagata2_mariaこちらは1903年に建てられた国指定重文の鶴岡カトリック教会天主堂の中にある「黒い聖母マリア」。なんと、フランスのノルマンディーにあるデリヴランド修道院から落成時にやってきたそうだから、かれこれ100年はここにいらっしゃるのです。フランスにいらした時はさまざまな奇跡やエピソードを持っていたそうですが、黒いマリア様、なかなかの迫力でした。シチリアのマリア様でさえ、真っ白だったのにねぇ。みちのく鶴岡に黒いマリア様・・・いわく有り気でいいですねぇ。ちゃんと調べると面白そうなので、きっちり調査して後日報告します。

yamagata2_yura午後からは大山から車で30分ぐらいのところにある日本海、由良海岸に行きました。ここは日本の渚・100選に選ばれている景勝地で、日本海に沈む夕日が美しいことで有名だそうです。海沿いのホテル、「ホテル八乙女(やおとめ)」に泊まりました。料理は旬と地物を意識した品揃え。美味しい日本海の幸満載のお膳でした。この写真のほかにも天ぷらとかブリの煮こごりを冷やしたものとか出てきて、とにかくすごかったです。温泉も充実してて、屋内の大浴場と露天、さらに屋上には展望露天風呂があります。海と空しか見えない温泉・・・なかなかないですよね。TOPの写真はこちらでいただいた今が旬の岩ガキです。29.Luglio

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<山形編>大山は美味しい!

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久々のブログです。
山形から帰ってきて夏風邪ひいて、けっこう長くウダウダしてました。長野に行こうと思ってたのに、それもキャンセル。私ってなぜか休みになると、扁桃腺腫らして高熱出すんです。でも夏の40度はそんなにしんどくないです。気のせいか、冬の方がツライ感じがする。やっぱり外気温との差が大きい方が、ダメージも大きいんでしょうか。

さて、遅くなりましたが山形の報告です。
日本の夏、田舎の夏、本当に正しい夏休みを過ごしたって感じでした。鶴岡市大山というところにうちの弟のお嫁さん、ウメちゃんの実家があるので、そこに滞在してました。そんなところへ長々と居座る小姑もめずらしいと思いますが、いいんです。向こうのお義母さん(って私がこう呼んで正しいの?)も、遠慮しないでいつでもどーぞと言ってくれてたし・・・。
yamagata1_tanboこちらの写真は行きの電車からの眺め。小麦畑じゃなくて、庄内平野の田んぼです。こんな景色がずーっと広がっています。今回は「おはよう庄内往復きっぷ」というJRの格安チケットを利用しました。東京から山形新幹線で新庄まで行き、そこから陸羽西線、別名、奥の細道ラインという最上川に沿って走るモルトロカーレ(超ローカル。あ~、中途半端なイタリア語だ)なワンマンバスみたいな電車で余目(あまるめ)へ行き、羽越本線に乗り換えて鶴岡です。

yamagata1_ryu鶴岡は作家、藤沢周平の出身地で、彼の書く小説のモチーフにこの周辺がたびたび登場します。大山にも「龍を見た男」の舞台となった「善宝寺」があります。このお寺は海の神、龍神を祀っているのですが、この奥に、龍が住んでいるという「貝喰(かいばみ)の池」があります。すごく天気が良かったので水面が緑に輝き、まったく恐ろし気な感じはなかったです。湧き水がすごく美味しかったし、蝉しぐれに包まれて、ある意味、別世界に来たようでした。

yamagata1_dewanoyuki大山は昔から「東北の灘」と言われるほど酒造りの盛んな土地だそうです。この小さな町に4軒の酒造元がありました。「富士酒造」「羽根田酒造」「加藤嘉八郎酒造」「出羽ノ雪」。こちらは「出羽の雪」の酒造資料館。もちろんテイスティングも可能です。「大吟醸 酒のいのち」、激ウマでした。庄内平野で収穫されたお米にきれいな清水によって美味しい日本酒ができるんですね。

yamagata1_mugikiriこちらはお昼に食べた大山名物「麦きり」です。冷麦とうどんの中間みたいな感じ。お蕎麦もありました。これで5人分です。シンプルで麦の風味がして程よい歯ごたえで、本当に美味しかったです。麺好きの方、ぜひ1度試してください。あ、ここは水もいいからなぁ。あの清冽な水でガンガン洗ってギュッとしめて・・・そりゃ美味しいはずです。

TOPはウメちゃん家の晩ごはん。左上はウメちゃんのお姉さんのだんなさんの実家=温海(あつみ)から届いたサザエのつぼ焼き。右は早生のだだちゃ豆です。香りの良い枝豆を食べたことありますか。このだだちゃ豆は、ちょっと芳ばしいような香りが鼻の奥のほうに優しく広がって、甘味も強く、青い大豆のほんのりとした青臭さもあいまって本当に美味しかったです。28.Luglio

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