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2005年10月

日本で、お散歩通信。

今年の夏は長かった!
5月にはすでに暑かった北イタリアからシチリアへ移動。
真夏の日本に帰って、あちこち旅して、最後の10月の沖縄もまだ夏の暑さだったし!
今年の夏は約半年あったことになります・・・ちょっとトクした気分です。

さて、日本に戻って4ヶ月が過ぎました。
月に1度のペースで日本を旅してきましたが、今後はその予定もなし。
そろそろ本腰を入れて、次回、渡伊の計画を練ることにしました。

日本のことを紹介してるのに「イタリア通信」ってなんかヘン?と思いつつここまで来ちゃいましたが、このたび、日本バージョンを作って情報を分けることにしました。

日本で、お散歩通信」。東京下町情報が中心かな。

と、いうわけで「日本で、お散歩通信」のブックマーク、よろしくお願いします☆
「イタリア通信」はイタリアのことだけをUPするつもりなので、更新頻度が下がりそうですね(汗)。

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<沖縄編>沖縄の風景

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ダイビングショップの奥にあったレストランのエントランス。オーナーがハワイフリークなんだって。ガジュマルの木に囲まれた一軒家レストラン。


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行きの飛行機で。真ん中に見えているのは富士山の頂上です。まだ冠雪がないから黒々としています。本当にきれいな円錐形。こんなに美しいスタイルの山って珍しいと思う。


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国際通りの裏道で。変わった造りの家だなぁと思って。よく見ると占いの案内も壁に書いてあった。当たるのかな・・・。右下の男の人は、たすき掛けの布で赤ちゃんを抱いていました。


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中城の城跡の頂上から。エメラルドグリーンの海、白い雲、青い空。いつまでも見ていたい、夏の風景。


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中村家住宅の中庭から、空を見上げて。テラコッタの屋根瓦に青い空。瓦の模様が面白くて。


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那覇のバスセンター前の道で。道行く人を眺めている白い猫。夏の夕方の空気感が出ているかな。街路樹も青々として元気です。


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那覇祭りの56号線。片側3車線の道路は閉鎖され、大綱引きの会場に。クス玉もわれて、お祭り気分が最高潮に盛り上がった瞬間。私も綱引きに参加しました!

ほんの1週間前のことなのに、沖縄の旅、遠い昔のことのようです。東京はすっかり寒くなっちゃいましたね。

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<沖縄編>美味しいお店は辺鄙な場所に.

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ダイビング、シュノーケリングでお世話になったOCEAN FIELD pomに案内が置いてあった那覇市西のBar de mer

italian_mein案内の地図が古い上にアバウトだったので、住所を頼りに探索です。那覇には本当に飲食店が多いので、途中、良さそうなお店が何軒かあったのですが、初志貫徹、探し当てて行きました。
裏道にあるし、少し古びた印象を受けるエントランスに、「本当に入っちゃって大丈夫か?」と疑わせるものがありましたけど、食べてみて納得。行った甲斐がありました。

TOPは最初に出てきて「!」の美味しさだった1皿、「鮮魚のタイ風カルパッチョ」。フレンチテイストのお店なのに、何でタイ風?と疑惑のメニューでしたが、これがオ・イ・シ・イ! 沖縄の魚は概して大味なんですね。海水が温かいからダランとするのか、身が締まってない感じ。それをコリアンダーやインパクトあるタイ風ソースで上手に補っています。食材を知っているからこそ出来る技。魚は沖縄の代表魚イラブチャー(ブダイ)と・・・あともう1つ忘れた(涙)。

italian_insalataこちらは「バルドメール風サラダ」。お店の名前を冠しているだけあって、誰からも好かれそうな安心できる味。シーザーサラダに海老がたっぷり入っています。クルトンも乗っているし、ドレッシングはまろやかで、くどくない程度にニンニクも効いています。こういうふつうのサラダを出すのって、けっこう難しいと思けど頑張ってますね。

italian_niku見るからに美味しそう。「県産豚トロのやわらかシチュー」。やわらかーく仕込んだ豚トロに、きのこ類を入れてドミグラソースでさらに煮込んであります。どっしりと重い味だけれど、お肉の脂が抜けているのでパクパク食べられちゃいます。お店の定番でしょうか。他のテーブルでもオーダーされていました。これはバターライスを添えてもイケルと思います。赤ワインが進む1皿です。

italian_pastaこちらはお店の名物だという「生カキのパスタ」です。ご覧のとおり、これでもかってぐらいに大ぶりのカキが入っています。ほんのり火を通したふわっとした食感のカキに、その風味が溶け出したソース、生のトマトの酸味がパスタに絡んで、何とも言えない美味しさです。もしこれがお店に出ていたら、ゼッタイにオーダーすべし。しかも980円って・・・さすが沖縄!

italian_pizzaもうお腹いっぱいでしょう。でも他のものが美味しかったので、どうしても試してみたくて「桜海老とツナのピザ」。でもこれはフツーの味でした。ピザはやっぱり釜で焼かないとね。桜海老のトッピングは初めてだったけれど、味が凝縮されているので、ピザの具としてもじゅうぶんいけます。最初にビールを飲むとき食べるべきだったかも。

italian_fiori常連、またはお忍び系でしょうかね。場所が分かりにくいし、入り口のたたずまいもなんだか寂れた感じだったし。薄暗い店内で写真を撮るのに苦労しましたが、雰囲気、味、サービス、量(笑。私には重要です)、ともにオススメできるお店です。オリオン生ビールもあるし!8.Ottobre

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<沖縄編>暑い1日、中城を歩く

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沖縄には世界遺産が多いですね。代表的なのは首里城ですが、今回はあまり知られていない「中城」(なかぐすく)にどうしても行ってみたいと思い、那覇から路線バスに乗り、暑いなか約2キロの田舎道を登っていきました。

TOPの写真は中城(なかぐすく)城跡です。14世紀後半には築城が始まったと言われる石造りのお城で、世界遺産に登録されています。沖縄本島のちょうど一番細いところにあるので、お城の東からは太平洋を、西からは東シナ海を見渡すことが出来ます。友人が「ここはなんだかシチリアのギリシャ劇場に似てるなぁ」と言ったのですが、まさにそんな感じでした。日陰に入ると涼しい風を感じるけれど、直射日光の下では光と影のコントラストがあまりに強くて、その差に軽いめまいをおぼえます。石が音を吸い込むのでしょうか、シーンと静かなたたずまい。そして眼下に広がる青い海・・・そこにいるだけで気持ちが晴れ晴れとするような、不思議なところです。戦いとは関係なく建てられた昔の建物は、「気」の良い場所にあることが多いそうですが、この中城もそんな場所でした。

nakagusuku_scisa中城城跡から歩いて10分ぐらいのところに国指定重文の「中村家住宅」があります。昔の建物が好きなのでこちらにも行ってみました。地上戦が行われた沖縄には戦前の建物はほとんど残っていませんが、ここは奇跡的にも戦火を免れました。約280年前、まだ琉球王朝があったころに建てられたものです。でもこんなふうにシーサーが屋根の上に乗せられるようになったのは明治以降ということなので、いくらかの増改築はされているようです。

nakagusuku_nakamuraこの住宅には、室町時代の日本建築と中国の建築様式が取り入れられています。正面の石壁はまさに中国の風水の影響です。敷地に入る正門をくぐるとすぐにこの石壁があり、建物内に入るには少し左にずらして作ってある内門を利用します。悪霊はまっすぐにしか進めないということで、正門から入った悪霊はこの石壁に跳ね返されて、建物の中に入ってくることが出来ないのです。

nakagusuku_nureenこんなふうに、畳の部屋が濡れ縁の廊下に囲まれている様子は日本家屋そのものです。家のいちばん中央に仏間があって、寝室は家の裏側、離れは客間として使うなど、夏に山形で見た住宅とほとんど同じような間取りでした。家の中は開け放たれたふすまに風が通って、外の暑さがウソのように涼しいです。ジリジリと容赦なく太陽が照りつける午後、ひんやりとした畳の上でくつろぐのは本当に気持ちの良いものでした。

nakagusuku_idoこのあと、また2.5キロぐらい歩いてバス通りに出ました。今度は下りです。途中、ところどころに井泉がありました。こちらは大城(おおぐすく)の「東井戸」(あがりぬかー。あがり=東、ぬ=接続詞「の」、かー=井戸、で、東の井戸の意)。戦後に上水道が整備されるまで、この集落の大半の住民がこの井泉を利用したそうです。今でも美しい水がこんこんと湧き出ていました。

nakagusuku_imaこちらは現代の家。でも屋根の上にちょこんとシーサーが乗っています。こんなふうに今でもほとんどの家の屋根や玄関口にシーサーがいました。昔の井泉がそのまま残っていたり、巨大な亀甲墓があったり、この中城周辺には昔の沖縄の様子が色濃く残っています。車で行くと見過ごしてしまうようなところを発見できたし、とにかく暑かったんだけれど歩いてみてよかったです。のんびり旅行の醍醐味ですね。

nakagusuku_kooriあまりに暑くて、10月だというのにこの日のおやつは「うっちん茶」と「かき氷」。「うっちん茶」はうこんのお茶です。少し苦味のあるさわやかな風味で、口の中がさっぱりとします。ベンダーで普通に売ってます。
この日、面白かったのは路線バスの運転手さん。中城城跡への登り口が分かりにくいだろうと、バス停じゃないのにそこまで乗せていってくれました! いいのか、路線バスなのに・・・でも本当に助かりました!7.Ottobre

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<沖縄編>沖縄で食べる沖縄料理

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ずいぶんポピュラーになった沖縄料理。東京にも色々なお店があるけれど、やっぱり本場の味を体験したい!ということで、カンを頼りに居酒屋さんへ入りました。
そして、まずはオリオンの生ビールで1杯。

インパクトあるTOPの写真は「足テビチ」。いわゆる豚足です。いったい何時間ぐらい茹でたんだろう・・・お箸でするっと骨が離れます。皮の部分には脂っこさは全くなく、ゼラチン質のプルプルとした食感のみ残っています。味付けは薄味のおでんみたいな感じです。

lafuteこちらは「ラフテー」です。豚ばら肉を泡盛で茹でて脂を落としたあと、カツオやコンブの出汁で煮付けたものです。テビチと同じように、よく茹でてから煮込んであるので、脂の部分がさっぱりと感じられます。このように、沖縄では豚の料理が多いです。しかも1頭を、頭からしっぽまで全て食べ尽くすのです。耳は「ミミガー」と言ってせん切りにして酢味噌で和えたり、内臓はそれこそ何回も茹でこぼして「中身汁」という内臓を具にしたスープにして食べたりするそうです。

sominこちらは「ソーメンチャンプルー」。茹でたそうめんを野菜と一緒に炒めたものです。「ゴーヤーチャンプルー」や「フーチャンプルー」と並ぶ沖縄の代表的な炒め物料理。こちらのお店では野菜のほかにツナを使っていましたが、ポークランチョンミートや豚肉を入れるところもあります。味付けは基本的に、塩とコショウのみです。自分で作るとどうしてもそうめんがくっついてしまって、なかなか上手く炒められない・・・と思っていたらお店でもそうなってました。「テーゲー」(だいたい。沖縄言葉)でいいようです。

yusciこの「ゆし豆腐」こそは沖縄でしか食べられないものではないでしょうか。島豆腐を固める前の状態のものです。ふんわりと柔らかくホロホロしています。このお店では出汁の中で温められて出てきました。私の憧れている「ゆし豆腐」の食べ方は、朝、お豆腐屋さんで出来たばかりのものを、まだ温かいうちにそのまますくって、塩かおしょう油をたらしていただくというもの。沖縄の元気なオバァは、毎朝この「ゆし豆腐」をどんぶり一杯食べると聞いたことがあって。1度試してみたいです。

icaそしてこちらは「クブシミ」です。ダイバーの友人が潜ったときに遭遇したことがあって、ガイドさんから「これは美味しいんだよ~」と聞いていたのでオーダーしてみました。コウイカです。茹でてありました。海中での写真はこちら。見るとぜんぜん美味しそうじゃないけど、噛むとスルメみたいに味が出てきてすごく美味しかったです。
今回は私は潜らずにシュノーケリングのみ。友人は1日だけ潜りました。その様子はこちらでご覧ください。沖縄の海は本当に美しいです。7.Ottobre

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<沖縄編>地元の食材でイタリアン

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事前にチェックした情報の中に、沖縄の食材を使ってイタリア料理を提供するレストランがありました。「料理工房・てだこ亭(^o^)」です。料理をする飯塚さんは沖縄病が高じて、ついには沖縄に移住してしまったという方です。住みたい!と思ったらすぐに実行したくなる自分と似た部分を感じつつ、興味津々でお邪魔してみました。

TOPの写真は「地元沖縄野菜のパスタ」。とにかく野菜、野菜、野菜。パスタが見えてませんね。ゴーヤはもちろんのこと、ドラゴンフルーツ、ヘチマ、パパイヤ、モロッコインゲン、トマトなど、とにかくたくさんの野菜が入っています。オイルベースで余計な味を加えていません。あくまでも素材の持つ強い味を生かしたシンプルな調理法。パスタもお願いしたら、きっちりアルデンテにしてもらえました。

tedako_terinuこちらは「ヤンバル地鶏のテリーヌ」です。あまり固めないで、ふわっとさせた、でもすごく濃厚な味のするテリーヌです。レバーのもったりした味を今でも思い出すことが出来ます。シンプルなんだけど忘れがたい味。挽き立ての黒コショウをピリリと効かせて、よぶんなものが一切入っていない、こちらもまた素材の味を重視したレシピでした。

tedako_capreseこちらは「島豆腐のカプレーゼ」です。モッツァレラチーズのかわりに島豆腐を使っています。チーズがお豆腐になるのだから、本来のカプレーゼよりかなりサッパリしていますが、お豆腐は大豆の味がしっかり残っていて歯ごたえすら感じるぐらいだし、何よりもトマトの味が濃いので、料理として充分成り立ってしまいます。恐るべし、沖縄食材。

tedako_polloメインは「地鶏のグリル」です。いつもはヤンバル地鶏を使うらしいのだけど、この日は宮古島の地鶏でした。口に入れるとまず皮目がパリッ!で、お肉をガシガシ噛むとジューシィーな肉汁がジュワァッと出てきて、そのあと噛めば噛むほど濃厚な宮古地鶏の風味が口いっぱいに広がって・・・「噛む」ということがこんなにもモノを美味しくするとは! 量は決して多くないけど、こうやって食べると本当に心から満足できます。食事はやっぱりこうでなきゃいけません。

tedako「料理工房・てだこ亭(^o^)」では、沖縄食材の良いところをじっくり引き出した料理を食べることができます。沖縄を愛する飯塚さんだからこそ作れる料理の数々。ワインも数は少ないながらよく吟味されたものが4、5種ほど揃えてあるので、夕方6時からラストオーダーの8時30分まで、沖縄の夜をじっくり丸ごと楽しみたい方にオススメします。6.Ottobre

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<沖縄編>沖縄のMercato、牧志公設市場

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旅に出ると必ず、その土地でしか食べられないものを口にしたくなります。東京でも食べられるものではなく、その場所で、できればその時期じゃなきゃ食べられないもの。そんなものを求めて旅をしているのだと思います。
そして旅の途中、絶対に立ち寄るのがマーケットです。朝市、市場、スーパーマーケットから雑貨屋さんの類まで、その土地に暮らす人がどんなものを食べているのか知りたいから。きっとすごく美味しいものを食べているんだろうなぁと思うと、気になって気になって、確かめずにはいられません(笑)。

mercato_doragon那覇の市場と言えば「牧志(まきし)公設市場」ですね。前に行ったときは2Fに食堂がある魚市場をメインに見ましたが、今回は主に周辺の小さなお店を回ってみました。TOPの写真は八百屋さんの店先です。オバァが手作業でカタチを整えているのが、このドラゴンフルーツです。中は白くて、プチプチと食べられる黒いゴマみたいな種が全面に入ってます。パッションピンクの外皮のトゲのある部分をナイフでカットしてからお店に並べていました。指先がピンクに染まってしまっています。まさに働き者の手ですね。

mercato_hiramiこちらは「シークヮーサー」、ひらみレモンです。濃い緑の薄い皮をむくと、中身はオレンジ色です。もうそんなに酸っぱくありません。絞ってお刺身や焼き魚にかけたり、泡盛に入れたりと、色んな料理に使うことが出来ます。自動販売機では「シークヮーサージュース」として普通に売られています。沖縄限定みたいです。全国で販売すればいいのに。

mercato_umibudoこちらは「海ぶどう」。食べたことのない人には何て説明すればいいのか・・・。太いもずくに数の子のプチプチが付いてて、食べるとその小さなひとつひとつがプチッとして潮の香りが広がって・・・まぁ、味はそんなにたいしたことありません。あくまでも食感を楽しむものかと思います。でも東京ではなかなか手に入らないなぁ。

mercato_scimaそしてシーズンもそろそろ終わりかな? 「島らっきょう」です。小さならっきょうで、エシャロットみたいな感じ。これも東京ではなかなかお目にかかれません。あったとしても沖縄料理屋さんで、ほんの5、6個ぐらいの塩漬けが500円ぐらいします(涙)。泥をとったり皮をむいたりと、下処理の手間がかかるから仕方ないのかとは思いますが。

このほかにも市場には、豚の顔やらマムシの泡盛漬けやら本当に色んなものが売っています。値段もお店によってかなりバラつきがあります。統一性ゼロです。ちなみに、仲間酒造の「宮の鶴」という泡盛(30度。600ミリリットル)が、安いと900円ぐらいで、高いのはなんと1,800円ぐらいしました! 2、3軒先のお店同士でもこの値段の差です。聞いたら「うちはこの値段ですから・・・」だそうです。さすがマイペースな沖縄ですね~。9.Ottobre

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<沖縄編>「すば」と「じゅうしぃ」

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沖縄で「すば」(そば)と言えば、そば粉で作る日本蕎麦ではなく、この、うどんのようでもあり、きしめんのようでもある「沖縄そば」のことです。お店によって違うようですが基本的に小麦粉に塩とかん水だけを入れて打ったものなので、かなり歯ごたえがあります。それをあっさりとしたスープでいただきますが、これもお店によってさまざま。かつおや昆布の海系ベースのみもあれば、とんこつスープを使ったり、混ぜてみたりと、本当に色々あるようです。でもなぜか温かいものしかありません。コシが強いから、冷やすと硬くなって食べにくいのかもしれないですね。
上にのっているのはカマボコに青ネギ、そしてソーキの煮付けです。ソーキは豚のスペアリブをかつお出汁やおしょう油で煮込んだもので、中には泡盛で煮込むものもあり、骨がハラリと簡単に外れて、箸でちぎれるほど柔らかくしてあります。「ソーキそば」と言えばこのソーキの煮付けがのった沖縄そば、「三枚肉そば」と言えば豚の三枚肉の煮付けがのった沖縄そばのことで、上に乗るものによって呼び名が変わりますが、何が乗るかはお店によって色々。沖縄は本当に、一定の同じものがあんまりないですね。

suba_jusciこちらは「じゅうしぃ」です。いわゆる炊き込みごはんで沖縄ではよく食べられています。こちらのじゅうしぃには、シイタケ、ごぼう、ニンジンが入っていましたが、他にもお肉や油揚げの入っているものなどさまざまなバリエーションがあるようです。スーパーには「じゅうしぃの素」も売っていて、ごはんを炊くときに混ぜるだけで簡単に作ることもできます。

suba_ristorante今回の訪問では残念ながら1回しか沖縄そばを食べられませんでした。お邪魔したお店はこちら、「琉球茶房すーる」です。わりとディープな沖縄案内に出ていたので、三笠食堂みたいなお店を想像していたのですが、意外にも小ジャレていて気が抜けました(笑)。一軒家を改装してお店にしたような雰囲気です。他には「ゆし豆腐」がオススメのようです。

suba_caffeこちらのお店では、ランチタイムにコーヒーと小さなお菓子がサービスされます。この日はアイスコーヒーに、サーターアンタギーの小さいのがついてきました。サーターアンダギーは沖縄のお菓子で小麦粉に卵やサラダオイル、ラード、砂糖、黒砂糖などを混ぜて揚げたものです。こちらもスーパーで「サーターアンダギーの素」が売られています。もちろんオバァは自分好みの材料と配合で作るのでしょうけど。素朴で美味しいお菓子です。9.Ottobre

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<沖縄編>あこがれの三笠食堂

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友人Mの「お供でマイル」で沖縄に行ってきました! 友人はダイビング、私はもちろん沖縄の「食」が目的です。
暇なときの旅は、事前に色々情報をチェックしてから挑むことが出来ますね。今回私は「沖縄オバァ列伝」(双葉社刊)「おばぁの畑で見つけたもの‐土と海と人が育てた沖縄スローフード」(女子栄養大学出版部刊)など数冊を見て研究してから行きました。(オバァとは、おばあちゃんのことですね、念のため)。
その中に、沖縄はオバァのやってる大衆食堂が面白いと書いてありました。オバァの個性的な経営方針もさることながら、観光客向けでない、沖縄の人がフツーに食べてるものを提供している。しかも現地価格で。ということで、これはゼッタイ行っておきたい!と思い訪ねたのが、那覇の大衆食堂界でも3本の指に入るであろう「三笠食堂」です。

mikasa_tennai那覇に限らず、よく考えたら大衆食堂に入るのが初めて。まずは雑然とした店内の様子にびっくりしました。あと来てるお客さんにも・・・。私は朝ごはんのために10時ごろ行ったのですが、なんだか怖いオニーサンの集団、タクシーの運転手風中年男一人客が数人、両親に30代の息子と娘の4人家族、怪しいカップル1組。お店はオバァが3人でやってます。

mikasa_top私がオーダーしたのは「フーチャンプルー」500円。ごはんとお味噌汁が付いてきます。量が多い~。フーチャンプルーの入ってるお皿は直径25センチぐらいあるのですが、そこに山盛り入ってきました。卵のように見えるのが「フー」、つまりお麩です。お麩を水で戻して柔らかくし、適当にちぎってからチャンプルー=炒め物の具として使っています。沖縄ではポピュラーだそうですが、お麩を炒めるなんて私には初めて。味付けは塩コショーにお醤油かな。あっさりとしているから、ガッツリ食べられます。本に「残すと怒られる」と書いてあったので完食いたしました。美味しかった!

他にも「ポークたまご」(ポークランチョンミートの薄切りを焼いて、卵焼きを添えたもの)、「チャンポン」(野菜炒めの卵とじをごはんにのせたもの)、「ソーメンチャンプルー」、「ゴーヤチャンプルー」など沖縄らしいメニューが並んでいました。どれも500~550円でお腹いっぱいになります。9.Ottobre

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Spaghetti alla Puttanesca

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Penne all’Arabiata、作った方いらっしゃいますか? トマトソース残りませんでしたか? もしトマトソースが残ったら、こちらもお試しください。Spaghetti alla Puttanesca(スパゲッティ・プッタネスカ。娼婦風スパゲッティ)です。

トマトソースに、ニンニク、アンチョビ、ケッパー、オリーブを入れて、パパッと作れます。オリーブオイルでニンニクのみじん切りとアンチョビを炒め、香りが出て来たらトマトソースにケッパーとオリーブを入れてひと煮立ちさせればソースは出来上がりです。アラビアータの辛いソースで作っても美味しいです。あとは茹で立てのパスタに絡めていただくだけ。

イタリアのキッチンにいつでもある材料で、手早く出来るから・・・まるで娼婦が夜の仕事にでかける前にサッと作って腹ごしらえをするように・・・だから「娼婦のスパゲッティ」と言うのだそうです。7.Ottobre

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Penne all’ Arabiata

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唐突に食べたくなって作りました。Penne all’ Arabiata(ペンネ・アラビアータ)。
赤唐辛子を効かせた辛いトマトソースに、ショートパスタのペンネをあわせたものです。スタンダードな料理ですよね。

pennne_sugoまず、トマトの水煮缶、ニンニク、タマネギ、オリーブオイルでトマトソースを作ります。タマネギをどれくらい炒めるかで時間が変わってきますが、私はわりと簡単に作るので20分位でできちゃいます。トマトソースの作り方はこちらをどうぞ。
そこへ輪切りにした赤唐辛子を入れて、辛さの調節をします。これによってトマトソースをピリリと辛いアラビアータに変身させるのです。

ソースを作っている間にパスタを茹でます。アルデンテ(al dente。歯にあたるぐらいの茹で加減)にするために、表示時間より2,3分短めに。茹で上がったパスタをソースの入った鍋に入れ全体を混ぜ合わせます。この作業に1,2分。これで美味しいアルデンテのパスタを食べることができます。5.Ottobre

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<番外編>吾妻橋の樽生ビール

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お散歩はまだまだ続きます。向島百花園から白髭橋に出て隅田川沿いを歩き、吾妻橋に出ました。白髭橋って地元では「しらしげばし」と呼びます。でもその近くにある白髭神社は「しらひげじんじゃ」。橋のほうだけ江戸っ子なまりで「ひげ」が「しげ」になったみたい。
吾妻橋を渡ると浅草です。「神谷バー」や「仲見世」もいいですが、おやつはビールということで、改装されて間もないアサヒビールのBarみたいなところに入りました。

上のビールは樽生ビール「ヴァイツェン」です。一般的なビールは大麦麦芽だけで作られるのですが、この「ヴァイツェン」には小麦麦芽も使われています。少し白濁した黄金色で、泡もやわらかくフレッシュな感じ。とにかく香りが良いです。リンゴやバナナみたいな酸味があって甘い香りがしました。味はすっきり爽やか。軽いので昼間に飲むビールとしては最適だと思います。

asakusa_pollobarsamicoこのお店ではビールと料理のマリアージュを目指しているそうで、試してみたくなる美味しそうなメニューがいくつかありました。
こちらは「原木しいたけと手羽先のバルサミコ風味 豆苗と大根のサラダ仕立て」。下味をつけて揚げた手羽先をバルサミコ酢のソースに絡めて、焼いたしいたけや、茹でた大根、ニンジン、豆苗にレタスを和えた、野菜たっぷりの一品です。バルサミコ好きの私としては「ぜひ家で作ってみよう!」と思える、面白い組み合わせの料理でした。

asakusa_salsicciaこちらはこのお店の売りでもある「銅鍋グリル ソーセージ3種盛り合わせ」です。黒ゴマ、ガーリック、荒挽きのソーセージが熱々の銅鍋に盛られて出てきました。ソーセージの下には温められたキャベツの酢漬け(シュークルート)が敷かれ、皮付きのフライドポテトも添えてあります。ソーセージは皮がパリパリで、カットするとプチッと音がします。温かいシュークルートが、ボリュームのあるソーセージによく合います。ビールにももちろんピッタリでした。

asakusa_bar「ヴァイツェン」はアサヒビールのビルの中にある醸造所「隅田川ブルーイング」で作っている「限定醸造ビール」の1つです。他にはまだ正式な名前が付いてない、開発されたばかりのスタウトビール「開発記号DST」がありました。黒ビールです。
お店はこの建物の中にあります。私はグリーンのタープのところ、テラスを利用しました。赤い吾妻橋を眺めながら美味しいビールをいただくことができます。1.Ottobre

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<番外編>向島百花園 萩のトンネル

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向島百花園に行ってきました。ここは現代に唯一残る江戸時代の植物園です。骨董商を営む佐原某氏が江戸の文人・墨客に協力してもらい作ったもので、詩経や万葉集に出てくる花を集め、四季を通じて楽しめるようになっています。文化・文政期、1804年から1830年にかけてのことなので、かれこれ200年経つんですね。うちから歩いて小1時間の場所なのに、初めて来ました。

haghi秋だというのに園内は花、花、花! 中でも今の時期の見所は「萩のトンネル」です。ピンクと白の萩を竹の柵に沿わせて栽培しトンネルにしています。でもこのトンネルの萩の見ごろはもう終わりかな。
園内の随所に見られる萩のほうがきれいに咲いていました。萩は小さな花で地味な印象を受けますが、ひとつひとつをよく見ると複雑なつくりで、まるでランのような感じです。それが枝にポツポツと咲き風にゆれるさまは、風情があって良いものです。

haghi_higan彼岸花は今がピークです。曼珠沙華とも言いますね。この花の根っこには毒が含まれているそうです。園内には大きな木のある鬱蒼とした場所もあるのですが、その下の草むらのところどころに赤い花が咲いています。そこに木漏れ日がまっすぐ射し込み輝くように照らされる様子は、まるで美しい絵を見ているようでした。

haghi_noazamiアザミもところどころに咲いています。イタリアでよく食べていたCarciofo (カルチョーフォ)は野生のアザミのつぼみの部分だそうですが、日本のアザミとは大きさも形も全く違いますね。でも棘があるところと花の付き方は似てます。あと、Carciofoも花が咲くと紫色だそうで、もしかしたらこのアザミが巨大化したようなものなのかもしれませんね。

haghi_pecserossoこの日は10月だというのに気温は25℃を超えたのかな、とにかく良いお天気でした。水鉢に浮かんだ睡蓮の葉が涼しげで、ところどころに見える金魚もいい雰囲気を出しています。ミズゴケでも食べていたのかな。水面まで上がってきて口をプクプクしてました。1.Ottobre

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<茨城編>潮風の酒蔵「月の井」

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慶応元年創業の老舗「月の井」は、大洗海岸に近い、まさに潮騒の酒蔵です。日本酒というと山間の蔵をイメージしますが、ここは何だか明るい、太平洋のおおらかな気配のする蔵です。そういえば、お醤油やお味噌、ワインを作る蔵には行ったことがあるけど、日本酒は初めてだったことに行ってから気づきました。ひと通りの酒造り工程を、蔵の中を回りながら説明していただいたので、すごく勉強になりました。日本酒って奥が深い! 

ibaraki_tukinoi「月の井」では「オーガニック酒」も造っているのですが、何と来年分まで予約でいっぱい。今から注文しても飲めるのは再来年なんだそうです! お米もオーガニックの「美山錦(みやまにしき)」を使い、麹も水も全て認定基準をクリアしています。また、こちらでは日本酒で仕込むオーガニック梅酒も造っていますが、普通のものよりも早く琥珀色に色づくそうです。データ上ではまだ解明はされていないものの、やはりオーガニックで作られた作物の持つ力は強いんですね。

ibaraki_kura蔵は昭和初期に建てられたもので、こんなふうに古い石壁も残っています。奥に見える山の湧き水を使って仕込み水にしています。
この蔵に杜氏(とうじ)が入るのは11月の初め。それから4月の初めまで5ヶ月間、蔵に寝泊りしてかかりっきりになって日本酒を造ります。中には22年前からの杜氏さんもいらして、蔵にこもる職人さんたちは家族同然のお付き合いだそうです。

ibaraki_rokagoこのグラスの中はろ過したばかりのお酒です! タンクから1度この桶に流し、ろ過機を通してまた桶に戻します。それを繰り返すうちに最初はにごっていたお酒が、このように透明になりました。すっきり辛口。グラスに鼻を近づけると少しツンとした、でも瑞々しい香りがします。口の中をすすぐように飲んでみると、最初はさっぱりと感じますがそのうち個性的な強い辛みを感じます。これは40℃くらいのぬる燗にするといいそうです。

ibaraki_karakuci一升瓶で買っちゃいました。その名も「からくち」。
このほかにも色々試飲させていただきましたが、詳細は今回私を誘ってくれた友人Aのブログでご覧ください。本格的なコメントの数々を読むことができます。28.Settembre

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