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<茨城編>潮風の酒蔵「月の井」

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慶応元年創業の老舗「月の井」は、大洗海岸に近い、まさに潮騒の酒蔵です。日本酒というと山間の蔵をイメージしますが、ここは何だか明るい、太平洋のおおらかな気配のする蔵です。そういえば、お醤油やお味噌、ワインを作る蔵には行ったことがあるけど、日本酒は初めてだったことに行ってから気づきました。ひと通りの酒造り工程を、蔵の中を回りながら説明していただいたので、すごく勉強になりました。日本酒って奥が深い! 

ibaraki_tukinoi「月の井」では「オーガニック酒」も造っているのですが、何と来年分まで予約でいっぱい。今から注文しても飲めるのは再来年なんだそうです! お米もオーガニックの「美山錦(みやまにしき)」を使い、麹も水も全て認定基準をクリアしています。また、こちらでは日本酒で仕込むオーガニック梅酒も造っていますが、普通のものよりも早く琥珀色に色づくそうです。データ上ではまだ解明はされていないものの、やはりオーガニックで作られた作物の持つ力は強いんですね。

ibaraki_kura蔵は昭和初期に建てられたもので、こんなふうに古い石壁も残っています。奥に見える山の湧き水を使って仕込み水にしています。
この蔵に杜氏(とうじ)が入るのは11月の初め。それから4月の初めまで5ヶ月間、蔵に寝泊りしてかかりっきりになって日本酒を造ります。中には22年前からの杜氏さんもいらして、蔵にこもる職人さんたちは家族同然のお付き合いだそうです。

ibaraki_rokagoこのグラスの中はろ過したばかりのお酒です! タンクから1度この桶に流し、ろ過機を通してまた桶に戻します。それを繰り返すうちに最初はにごっていたお酒が、このように透明になりました。すっきり辛口。グラスに鼻を近づけると少しツンとした、でも瑞々しい香りがします。口の中をすすぐように飲んでみると、最初はさっぱりと感じますがそのうち個性的な強い辛みを感じます。これは40℃くらいのぬる燗にするといいそうです。

ibaraki_karakuci一升瓶で買っちゃいました。その名も「からくち」。
このほかにも色々試飲させていただきましたが、詳細は今回私を誘ってくれた友人Aのブログでご覧ください。本格的なコメントの数々を読むことができます。28.Settembre

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コメント

大洗は、ウチの田舎です。
子供の頃、酒屋に「月の井」を買いに行かされたのを思いだしました。
Aさんのブログも読んでみました。
こんなにいろんな酒をつくってるんですね。初めて知りました。
「月の井」は、一晩飲んでも飲み飽きない“うま口”の酒だった気がします。
それと、この「からくち」。
最近、酒はぬる燗か熱燗で飲むことが多いので気になります。
子供の頃、大洗の魚市場でよく買って食べていた小さい蟹と
いっしょに「月の井」を飲んでみたくなりました。

(なんという蟹だったかかは、失念。 
夏休みに遊びに行った時に食べていたので夏の蟹なのかなあ?
沢山食べてお腹を壊してました。)

投稿: おばた | 2005/10/02 19:27

え~、大洗が田舎だったとは!
いいところですねぇ。
高速道路がけっこう良くて、1時間30分ぐらいで着きましたよ。
「月の井」に思い出があるとは、ホント、奇遇。
半年に1度くらい蔵見学のイベントも企画してるみたいなので、大人になった今、ぜひ再訪してみるといいですね!

投稿: yumi | 2005/10/03 19:03

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