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2006年4月

世界遺産、Villa Romana del Casale(ヴィッラ・ロマーナ・デル・カザーレ)3。

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このカザーレ荘の見所はモザイクだけではありません。邸内にはかなり高度な上下水システムが整っていたようです。さらに水を温めてお湯にしたり、それを床下に通してサウナみたいにしたり、とにかくかなりゴージャスな別荘ライフを送っていたようです。上の写真は、サウナの跡。下にお湯を通して、温まった台になってるところに人が乗って利用していました。もちろん床はモザイク。今でもうっすらと跡が残っていますね。

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これもかなりシステマチックに作られた用水路付きの・・・何か(笑)。噴水、または植物用の取水システムみたい。この溝に水を流して、中央の短い円柱から水が出ていたようです。

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こちらはプライベートバスルーム。奥さんのためのものだったらしい・・・。半円のステップの右側には、お湯が出ていたと思われる丸い穴が見えます。

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ここはオーブン付きのキッチンです。奥の四角いのがオーブンの跡。ここで料理を作って、食堂まで運んでいました。

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こちらは噴水の跡。この円柱の上の部分にも少し風化したものの、きれいなローマ様式のデザイン彫刻が残っています。

邸内は何しろ40室近くあるので、見るのにひと苦労です。この場所は、シチリアのほぼ中央に位置するかなりの田舎ですが、当時も別荘は静かな環境を選んで建てられたのでしょうか。たくさんのゲストを招いて、色んな種類のお風呂に入って、大勢で食卓を囲んで、食っちゃ寝、食っちゃ寝するための別荘・・・まるで温泉旅館のような世界遺産でした。

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世界遺産、Villa Romana del Casale(ヴィッラ・ロマーナ・デル・カザーレ)2。

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約1600年前の建物をこんなふうに見ることができるなんて、本当にすごいことです。そんな昔の人が、今見ても分かるデザインで動物や人物を表現していたことを考えると、その大きな時間の隔たりも、何だか身近に思えてくるから不思議。シチリアには2006年4月現在、世界遺産が4つあります。このカザーレ荘が世界遺産に登録されたのは、1997年だそうです。

上のモザイクはビキニで運動してる女の子たち。1600年前にはすでにビキニがあったんですねぇ。いちばん左の子はまるでダンベル体操をしているみたいです。髪型も色々だし、本当に豊かな暮らしをしていたんだなぁと思います。

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こちらはエンジェル。でも顔立ちが濃くてこわーい。アラブっぽい感じがしますよね。

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角の生えているのがヤギの神様、カプリコーンで、ギリシャ神話では豊穣のシンボルだったそうです。このようにギリシャ神話をモチーフにしたものも多いです。ところどころモザイクがはがれていますが、色もけっこう鮮やかで、細かい描写に驚きます。

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狩りの様子を表したモザイクも多いです。こちらはイノシシを捕らえたところ。人物が4人描かれていて、矢で刺している人、石を振り下ろそうとしてる人、イノシシに踏まれそうになってる人、そしてなぜか額の汗をぬぐってる人・・・面白い!

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で、捕らえたイノシシを運んでいるところ。この時代、すでに狩りに犬を使っていたんですね。

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そして料理しているところ。左の木には運搬に使った網がかけられています。みんなで火を囲んでくつろいでいる様子が分かります。カップを持ってる人もいる!ワインでも飲んでるのかな。

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漁もしていたようです。船に乗って、網をたぐっているのか、働いてる!って雰囲気がよく出ていますよね。たくさんの魚が躍っています。中央付近にはクラゲも!

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こちらは奥さんの寝室のモザイク。美しく複雑なモザイク模様に、中央にいるのはギリシャ神話に出てくるオデュッセウスとポリュペモスです。ロマンティックなミューズだそうで、寝室にぴったり!

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中央の人物はアフリカから来た人。なぜなら顔が黒いから・・・と言うのはペペの説明で、帰ってきて家にある資料を見たら、最近の研究ではこのカザーレ荘の主、マクシミアヌス帝ではないかと考えられているそうです。威厳が感じられるし、少し斜視になっているから・・・ですって。そう見えますか?

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世界遺産、Villa Romana del Casale(ヴィッラ・ロマーナ・デル・カザーレ)1。

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学校の週末遠足で、シチリアの中央部PiazzaArmerina(ピアッツァ・アルメリーナ)にある世界遺産、Villa Romana del Casale(ヴィッラ・ロマーナ・デル・カザーレ)に行ってきました。最初、どんなところに行くのかよく分かっていなかったのですが、集合時間が8:30と遅く、参加費も30ユーロとお手ごろだったので申し込んだのです。行ったことのある人に聞いてみると、「モザイクがステキなのよ~。」とのことだったので、中近東あたりのブルーのモスクをイメージしてたらぜんぜん違いました。

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学校の先生、Peppe(ペペ)の引率です。彼はシチリアの芸術文化にとても詳しく、とうとうと流れるように解説してくれます、もちろんイタリア語で・・・。さすがに1ヶ月過ぎたので解説の内容も何となく理解できます。「地球の歩き方」には載っていない、色んなことが分かって面白かったです。

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3~4世紀にかけて建てられた、このVilla Romana del Casale(ヴィッラ・ロマーナ・デル・カザーレ、カザーレ荘)は貴族の別荘として使われたそうです。40もの部屋から構成されています。特筆すべきは床一面に描かれた、さまざまな模様や人物、動物などの細かいモザイクです。このモザイクの石はアフリカから運ばれ、職人もアフリカから来たそうで、下絵となるようなものは一切なく、すべてがディレクターの頭の中にあって、職人に指示を出して作業させて作っていったそうです。

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だからシチリアには存在しない動物がたくさん描かれています。Topの写真は「ライオン」です。モザイクを水で洗うと、鮮やかな色がよみがえりました。次は「象」。その次は「ダチョウ」。上のは「チーター」です。チーターがヤクを捕らえたところ。噛んだところから血が流れているのが見えますか?けっこうリアル。

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こんな細かな文様がたくさんありました。

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デザイン画もないのに、こんな模様が描けるって、いったいどんな頭の中なんだろう・・・。

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こちらはシチリアで収穫される果物をモチーフにしたもの。スイカ、ぶどう、いちじく、りんご・・・当時から豊かな実りがあったんですね。

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タオルミーナのトラットリア、Da Saro(ダザーロ)。

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このトラットリアに再び来るなんて、このときはひとかけらも思っていませんでした。メッシーナ門の先にある「Da Saro」。本当は「L'Arco dei Cappuccini」というリストランテに行きたかったのですが、予約を入れていなかったらいっぱいで入れず、知っていて安心できるところ・・・と思い、再訪したのです。マンマも人の良さそうな息子もそのままでした。

上の写真はセコンドのイカのフリット。レモンをギュッと絞っていただきます。こういうシンプルな料理は今のところどこで食べてもハズレはありません。ここのは衣がたっぷりで、やっぱり庶民的な感じがしました。

Dasaro_plimoこちらはプリモのアサリのパスタ。すっかり忘れていたけど、前に行ったときもオーダーしてました。そんなはずはないのに、なぜかおしょう油の風味がするホッとする味。これにサラダとデザートが付いて、セット料金の15ユーロぐらいだったかな。お店は満席の大盛況でした。

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La cucina giapponese 日本料理。

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日本料理を知っている人が意外に多くてびっくりしています。でも若い人はお寿司、それも握り寿司ぐらいしか知りません。色んなものに興味を持っている、いわゆるインテリ層の人が日本料理に詳しいです。ロシア人のOrgaは、ノリ、味噌、わさびまで知ってました。私は日本からちょっとした食材を送ってもらったので、たまに和食というか、家で作るような料理をしてホームパーティをしてます。上の写真は「お好み焼き」。このときはスイス人のCatherineが初めてお好み焼きを食べました。お好み焼きソースは初めてだったらしく、果物まで入っていると聞いてビックリしてました。おしょう油はこちらでも売ってるけど、ソースは見かけません。外国人好みの味だと思うんですけど・・・。

Giapponese_sushiこれはイタリア人のFrancescoが来たときに作ったのり巻き。ズッキーニとニンジン、シーチキンが巻き込んであります。Braにいたときは巻きすがなかったので、こんなお寿司を作ってましたが、今回は持って来たのです。イタリア人的には、まず見た目の美しさが気に入ったみたい。お米の文化はあるし、中身も普通にイタリアにあるものなので食べられなくはないけど、彼は初めてだったらしく、おしょう油よりマヨネーズをつけて食べたほうが良かったようです。

このほかにも日本のカレールーで作ったカレーや、ワカメサラダなどどれも好評です。ワカメはカロリーがなくて髪の毛に良い・・・と言うとみんな一生懸命食べます。とりあえずイタリアとスイスには海草を食べる文化がないらしく、みんな初めてだって言ってました。「健康」とか「美容」を切り口に売り出してレシピも一緒に広めれば、こちらの人も食べるようになるんじゃないかなぁと思いました。

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海辺の散歩道。

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私が住んでいるところから海まで歩いて25分。この道をまっすぐ行くと海に出ます。決して近いとは言えないけれど、散歩をするにはちょうど良い距離です。日本で仕事をしていたときは、散歩をする時間も心の余裕もなかったけれど、イタリアに来ると歩くことがまったく苦になりません。

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公共交通機関があまり便利じゃない田舎にばかり行ってるせいか、私にとってのイタリアは、歩くことも立派な移動手段のひとつです。むしろ散歩をしながら色んなことを考えたり、季節の移ろいを感じたり、この不便さを楽しんでいます。時間もたっぷりあるし。

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おそらくドイツ人の夫婦。このあたりはドイツやスイス、スウェーデンなどヨーロッパからの観光客が多く、のんびり海辺を散歩している人は他にもいます。若者じゃなく年金生活者が多いのも特徴かな。学校にも年金生活の留学生がかなりいます。

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GiardiniNaxos(ジャルディーニ・ナクソス)のトラットリア。

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GiardiniNaxos(ジャルディーニ・ナクソス)のLungoMare(ルンゴ・マーレ、いわゆるロング・ビーチ)という海岸沿いには、たくさんのオステリアやトラットリア、リストランテが並んでいます。庶民派で地元の人も通うようなところから、旅行客メインのところまで、少し裏道に入ったお店も合わせると、かれこれ100店舗以上はあるのではないかと思います。

Naxos_pesce海沿いの食事処らしくどこも魚料理を売りにしていて、左のようにフレッシュな魚を店先や店内に飾って、「うちのは冷凍ものじゃないよっ!新鮮だよっ!」みたいなアピールをしています。上の写真はアンティパスト(前菜)の数々。その日のアンティパストをこのように全て並べているところが多いです。居酒屋さんのカウンターに並んだ大皿に盛られた、その日のオススメ料理を彷彿とさせます。

Naxos_antipastoアンティパスト・ミスト・・・前菜の盛り合わせです。中央がタコのマリネ。上の写真のタコを切って、プレッツェーモロ(イタリアンパセリ)、オリーブオイル、レモンで和えてあります。たいていタコはものすごく柔らかく煮てあります。左のピンク色のは小エビのオーロラソース、その右下は白身魚をすり身にして揚げたさつま揚げみたいなもの、その右はアッチュウゲ・・・小いわしを手開きにしてマリネしたもの、そしてスモークサーモンです。

Naxos_plimoプリモピアットは、海の幸のスパゲッティです。ニンニクとトマトに、タコ、ムール貝、イカ、アサリ、小エビなどの魚介がたくさん入っています。少しサフランの風味もきかせてあって、トラットリアなわりに手が込んでます。実はこの日は友だちと2人で行ったのですが、このパスタは1人前をすでにシェアしたあとの状態・・・量が多い!

Naxos_secondoセコンドピアットは、焼いた魚の盛り合わせ。真ん中の魚は、食べて分かりました、アジの塩焼き! レモンとオリーブオイルをかけて食べるわけですが、思わず「しょうゆ!」って感じの味でした。他にもエビやらイカやら、てんこ盛り。こちらでは魚をフライにしたものをよく食べますが、私は焼いただけのほうが好きかな。この日はグラスワインに、食後にコーヒーを飲んで、ひとり17ユーロ50セント。まさにトラットリアな価格です。お店の名前は「Pippe」か「Peppi」・・・どっちだったか、すっかり忘れました(汗)。

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いい匂いのする街。

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ヨーロッパを旅するなら春がいいと言うけれど、本当にそうだと思います。去年Braにいたときもそうだったけれど、4月を過ぎると木々はいっせいに芽吹き、次々と新しい花を咲かせます。上はレモンの花。まだ実が残っている木にも咲いています。

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オレンジの花。あ、この写真はまだつぼみですね。咲くとレモンの花とよく似ています。どちらも甘い香り。とくに夜、窓を開けると、少し湿った夜の空気に濃厚な花の香りが一緒になって部屋の中に流れ込んできます。思わず深呼吸してしまいます。

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ジャスミンの花。これもすごくいい香り。つぼみを摘んで水に挿しておくと、こんなふうに花が開きます。

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シチリアはさすがに南なので、1年中ブーゲンビリアが咲いています。葉っぱは落ちてしまって花だけが冬を越したのかな。青い空に濃いピンクのコントラストがとてもきれい。

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藤の花。日本の花というイメージがあるけれど、Braにもあったし、イタリア全土にあるのかな。海をバックに咲く藤も野趣があって、なかなかいいものです。香りもけっこう強いです。ひんやりとした優雅な香り。

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ミモザの花。子どものころから、物語に出てくるアカシアとミモザの花って、どんな花なのか気になって仕方ありませんでした。アカシアは数年前、札幌で見ることができて、ミモザが実際に咲いているのは、ここシチリアで初めて見ました。小さな黄色のポンポンがいっぱいぶら下がっていて、葉や木の様子は柳によく似ています。特に香りはありません。こちらでは4月9日の「女性の日」に女性に渡すのが習慣になっています。

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バナナの花。OLE(オーレ)の借りていた家の庭に咲いてました。初めて見たかも。上のほうにはバナナも生っています。これを見ていると、花びらの間にある小さな指みたいのが成長してバナナになるのかなぁと思うんですけど、どうなんでしょう。

このほかにも道端にはたくさんの草花が咲いています。黄色、ピンク、赤、オレンジ、紫、青・・・とにかく今のシチリアは、花でいっぱいです。

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イタリアの靴。

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私は靴が大好き! しかも他の人が履かないような、歩きにくそうな変わったデザインや素材、色のものが好きなのです。そしてこのイタリアには、私の好きそうなデザインの靴がいっぱいあります。フェラガモやグッチじゃなくても、ぜーんぜんいいのです。

Scalpe_piede上の靴も、日本で普通に並べても売れないだろうなぁって感じのもの。でも履いてみると、見てください!こんなにかわいい! イタリアの靴は、このようにヒモで結ぶタイプのものがなぜか異常に多い。まぁ、こちらでは1度靴を履いたら、夜寝るまで、またはシャワーを浴びるまで脱ぎませんからね。日本じゃかなりめんどくさいですよね。ちなみにこの靴は30ユーロのところ、今なら30%OFFで21ユーロ!

Scalpe_comproけっきょく買ったのは、このエスパドリーユタイプのもの。やはりヒモで結びます。これは定価15ユーロが10ユーロ50セント。いずれにしても日本にいたら悩むほどの価格じゃないんだけど、1時間は色々試して、デザインと価格の折り合いをつけました。でも上の靴、買っちゃうだろうなぁ・・・我慢できるかなぁ。

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エトナ山の1ヶ月。

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一応、お約束のエトナ山、定点観測のご報告。
毎朝きれいに見えるわけではなく、今の時期、3日に1度ぐらいの割りあいでこのような写真を撮ることができます。ちなみにこれは3月14日に撮ったもの。上のほうは雪で真っ白です。

3月24日撮影。あまり変わりはないような感じですが、よく見ると雪の層が薄くなってきているのが分かります。

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3月31日撮影。たった1週間で、だいぶ雪が溶けてきました。毎朝見てると気付かないけど、こうして前の写真と比べてみると明らかですねぇ。

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4月14日撮影。これは学校のテラスから。こんなふうにエトナ山を見渡すことができる、日当たりの良いテラスです。いつもここでお茶しながらおしゃべりしてます。

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4月20日撮影。最近日差しが強くなってきたなぁと思ったらエトナ山も、こんなに黒っぽくなってきました。まわりの緑も濃くなって、木には花も咲いてますね。

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シチリアはもう、初夏です。

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カターニャの老舗菓子屋・・・i dolci di Nonna Vincenza(ノンナ・ヴィンチェンツァ)。

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初めてここのお菓子を食べたのは、Kちゃんがカターニャ土産にくれたもの。少しだけなんだけどって遠慮がちにくれたのが上の写真のお菓子ですが、これが美味しいのなんのって! あまりにも美味しくて、カターニャに行ったとき連れて行ってもらいました。「i dolci di Nonna Vincenza」、日本風に言えば「お菓子のノンナ・ヴィンチェンツァ」かな。Nonnaは、イタリア語でおばあちゃんを意味します。

Nonna_scaffaleとても小さなお店で、お菓子はこんなふうに木の戸棚に陳列されています。そしてそれをひとつずつ選んでいくと、お菓子を包んでくれる係りのお姉さんが専用の紙トレーに入れていってくれる仕組み。フレッシュなクリームを使ったお菓子は、さすがに冷蔵ケースに入っていました。それを買うとドライアイスを乗っけてくれます。日本と一緒ですね。

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レースの紙ナプキンの上にきれいに並べられたお菓子の数々。

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この日に私がチョイスしたお菓子です。どれもアーモンドやいちじく、はちみつなど自然素材を使ったもの。この4つで2ユーロ90セントだから、1個100円ぐらいかな。お菓子もグラム売りなのです。

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わりと粉っぽい生地です。アーモンド粉も混ざってます。中はいちじく。まわりには砂糖がコーティングしてあって、とにかく甘い! でも美味しい!

Nonna_insegna目印はこの看板。お店の入り口の右側の壁にどーんと貼ってあります。象の噴水とドゥオーモのある広場から1ブロックだけ駅のほうの裏側、サン・プラチド教会の前にあります。お店のウェブサイトはこちらです。お菓子の写真がいっぱいあって楽しいです。

Nonna_pacco包みもこんなにステキ。たった4つ買っただけなのに・・・。

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Pasqua(パスクワ)、キリストの復活。

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イエス・キリストは金曜の夜に没し、日曜に復活したそうです。毎年変わるパスクワ、キリストの復活祭。去年は3月最後の週末でしたが、今年は4月16日(日)でした。17日(月)はパスクエッタでお休み・・・と言うわけで、3連休や前後に休みをとって1週間の休暇にする人も多いらしく、こちらではパスクワはけっこう盛大に祝われています。日本では「パスクワ」または英語名「イースター」ですら、あまり知られてませんよね。

Pasqua_sousouタオルミーナで14日、金曜の夕方、目抜き通りのコルソ・ウンベルトにパスクワの行列が出ると聞いたので、ちょっと残って見ていくことにしました。ディズニーランドのパレードのような、にぎやかなものをイメージしていたのですが、まったく逆でびっくり。街の灯りも消され、ろうそくの灯明のなか、おごそかにキリストの葬送の列が続きました。

まずはキリストが罪人として、とらえられたところ。かなりリアルで怖い・・・。
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十字架にかけられたところ。日もだいぶ落ちて、おごそかな雰囲気も最高潮に。

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亡くなって棺に横たわるキリスト。涙ぐんで見守る人もいました。

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最後にマリアさまの登場。部外者の私でもじーんと来る、慈愛にあふれた穏やかなお姿。

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小さな子どもも葬列に加わります。自分の出番を今か今かと待っているところ。かわいい。

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古い石造りの街並みにぼんやりと灯るろうそく、真っ白な衣の子どもがしずしずと歩く夕やみ・・・一見の価値ありです。

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ピッツァ。

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よく食べます。1週間に1度、ひとりで1枚は食べます。こちらではピッツァひとり1枚が当たり前です。これまでのところ生地が薄いので、だいたい食べられちゃってますけど。上のは学校の近くのBarでシチリア風とか言われてるもの。アンチョビが乗ってます。たしか4ユーロ50セント。

Pizza_cludoこちらは近所のスーパーで買った冷凍ピッツァ。1枚1ユーロ! でもあまりに淋しいので解凍したあとオーブンで焼いてから、生ハムを乗っけて豪華にしてみました。ピッツェリアの釜で焼いたものに比べると味気ないけど、でも何もないときには便利な冷凍ピッツァ。日本で言えば冷凍の「焼きおにぎり」みたいな存在かなぁ。

Pizza_insalataこれは近所の宅配ピザ屋さんみたいなところで買ったもの。待っているとその場で焼いてくれて持ち帰ることができます。これはトマトソースにモッツァレラと乾燥オレガノのマルゲリータで、1枚3ユーロ50セント。さすがにシンプル過ぎてちょっと物足りなかったので、家にあったミックスサラダを乗っけてみました。歩いてすぐのところだから、焼き立てを食べられて美味しい!

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世界の「Sudoku」。

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日本が誇る世界に通用するソフトな発明品、「カラオケ」の次はコレ、「Sudoku」・・・「数読」でしょう。ある日、スイス人のサムエルが「ユミ、スードクって知ってる?」とカバンの中から取り出したのがコレです。すでに半分ぐらいやってある! 実はサムエルの前に、イギリス人のローズマリーからも言われたこともあります。彼女が見せてくれた新聞「TIMES」には、クロスワードパズルに並んで「Sudoku」コーナーもありました。どうやら、みんな好きらしい。

Sudoku表紙はこんな感じ。たしかに「Sudoku」って書いてあります。あとは理解不能な言語でよく分からないんだけど。みなさん、「数読」をご存知ですか? 全部で9つある、9マスで構成された大きなマスの中に1から9までの数字をひとつずつ、さらに、各縦ラインの9マス、各横ラインの9マスの中にも1から9までの数字をひとつずつしか入れられないという、いったいこれをやってどんないいことがあるのかよく分からない、まぁ、頭の体操みたいなものです。

Sudoku_sudokuサムエルはこれを飛行機の中や、寝る前にベッドの中でやるそうです。いったいどこから手をつけていいのやら分からない! 彼によると一応コツがあるそうで、「各マス各ラインに1つの数字」方程式に当てはめると例えば、赤で囲ったいずれかに「3」が、緑で囲ったいずれかに「4」が入るそうです。あとはこの繰り返し。どこに数字が入るのか1マスずつ読んで行く気の遠くなるような作業・・・でもきっとはまってしまうんだろうなぁ。

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テラスからの眺め。

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いま住んでいるアパートの部屋からの眺めです。遠くに少しだけ海が見えます。右手に見える緑色のところは畑で、今はじゃがいもが栽培されています。

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部屋は東南を向いているので日の出も見えます。この写真はまだ時差ボケで早起きだったころ、部屋のテラスから撮ったものです。最近はずいぶん暖かくなってきたので、起きたらテラスに出て朝陽を浴びながらラジオ体操してます。ひとりで元気良く、頭の中に音楽を思い浮かべて…本人はすごく気分がいいけど、傍から見たらけっこう不気味かも。

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昨日の夜、ふと気づいたらきれいな月が出ていました。満月かな。

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さよなら、OLE。

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すっかり仲良くなったOLE(オーレ)ファミリーの夕食に呼ばれた私。まずは庭の見えるテラスで、一杯のアペリティーボ(食前酒)です。5時ごろだけどまだ明るくて、風も心地よく最高のシチュエーションです。

上は仲良く2人で料理してるところ。食事の仕度や後片付けは、いつも2人で一緒にするそうです。日本では男の人はあんまり料理しないと言うと、カーチャはイタリア人みたいね!って笑ってました。あと面白かったのは、お風呂の話。デンマークも寒い印象があるので、バスタブにお湯をためて入るのかと思ったら、普通はバスタブがあったとしてもシャワーだけだそうです。寒い日に温かいお湯をバスタブに入れてザブンと入って・・・なんて言ったら、なんで?熱いシャワーだけじゃダメなの?って聞かれてしまった・・・。一応、カラダを芯から温めることは健康に良いなんて説明したけど、お風呂文化はやっぱり日本独特のものみたい。

Ole_2_secondoボンゴレのパスタをいただいたあと出てきたのは、チキンとナスのグリル。どちらも庭で採れたレモンを豪快にギュッと絞ってあります。なんたってレモン採り放題ですから。生のレモンはやっぱり風味が違います。「この家はレモン付きだから、ユミも好きなだけ持っていって」と言われ、お言葉に甘えて私もたくさんのレモンをもいで帰りました。レモン狩りなんて、初めて!

Ole_2_limone7日の金曜日、オーレと最後のお別れをしました。デンマークという国にデニッシュの印象ぐらいしか持っていなかった私に、オーレとカーチャは、もっと特別な、温かな気持ちと興味を抱かせてくれました。いつかデンマークに行ってみたい、私と出会ったことなど当然記憶に残っていないもう少し大きくなったクリスチャンとシチリアで会ったことを話してみたい、そしてオーレやカーチャとイタリア語でもっとたくさんの話をしたい・・・と思っています。


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毎日がドライブ。

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私は学校のあるタオルミーナではなく、ジャルディーニ・ナクソスの、それもタオルミーナとは反対側に近いフィーノ・ディ・ナクソス・・・ナクソスの終わり、なんて言われる地域に住んでるのですが、デンマークから来たOLE(オーレ)もすぐ近くに家を借りていたので、初日の帰りはさっそく車に一緒に乗せて帰ってくれました。オーレはデンマークからなんと車を運転してきたのです!途中ドイツで1泊、ジェノヴァで1泊、都合2泊3日の車の旅。ヨーロッパだとそれができるからいいですよね。距離は遠いけど。

そして優しいオーレは毎朝私を車に同乗させてくれ、学校までの約30分、たどたどしいながらもお互いのことを話したりしながら一緒に通学しました。たまにオーレの奥さんカーチャと、8ヶ月の男の赤ちゃんクリスチャンも乗ってきます。クリスチャンはなんとすでに20キロ! 抱っこすると、さすがにずっしり重いです。将来大きくなるんだろうなぁ。でも今は天使みたいにかわいい赤ちゃんです。カーチャはお父さんがイタリア人、お母さんがデンマーク人のハーフなのでイタリア語がバッチリです。オーレがイタリア語を習うことにしたのは、カーチャのイタリアの親戚と話ができるようになりたかったから。この2週間の特訓が終わったら、そのままカーチャのお父さんの故郷へ行ってパスクワ(復活祭)の休暇を過ごすそうです。でも今からカーチャのイタリアの友だちに「話せるようになったのは、イタリア語じゃなくてシチリア語じゃないの?」って言われてるそうです(笑)。

Ole_2_piscina毎日色んな話をするうちに1週間ですっかり仲良くなった私は、ある日のオーレ・ファミリーの夕食に呼ばれました。オーレの借りている家は、広大なレモン畑の付いた一軒家です。オーレの奥さんカーチャの、イタリアの親戚のおじさんの友人の友人の家だそうです。まさにイタリアン・コネクション(笑)。この家にはプールもありました。まだ掃除してないから水は緑色に濁ってますが・・・。


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デンマークから来たOLEファミリー。

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2週間前の月曜日、2時限目の始まる前の教室に入ると見知らぬ外国人の男性がひとり、ポツンと所在なさげにイスに座っていました。こちらも3週目に入ったばかり、やっと学校のシステムに慣れたきたかなというころだったので、すっかり新しい先生かと勘違いし自己紹介しあったのが、OLE(オーレ)との最初の会話でした。

すでに何回も言わされているため、私は呪文のように自己紹介の言葉を唱えます。
「チャオ。ソノ ユミ。ソノ ジャッポネーゼ。ソノ ディ トーキョー。ピアチェーレ」。
「チャオ。ソノ オーレ。ソノ ダニマルカ…(ボクはダニマルカから来ました)」。
と言われても、ダニマルカってどこ?って感じです。それがデンマークのことだと知ったのは、クラスが終わって辞書で調べてからのことでした。(授業中、この学校では辞書の使用が禁止されています!)

Ole_1_aulaこの日からアンナ(スウェーデン人)、オーレ、そして私の3人で初心者クラスが構成されました。授業中は、イタリア語以外の言葉で話すことを禁じられています。どうしてもってときには英語も出てきますが、どちらにせよ、こっちにはよく分からないことに変わりはない…。いずれにせよ、先生の出す質問内容すら理解するのにおぼつかない状況で、まぁ、だからイタリア語学校に来てるわけですが、そんなことにはお構いナシに授業はガンガン進んでいきます。分からないのは私だけ?他の欧米人はみんな分かってるんじゃないの?と最初は思っていたのですが、実はみんなもよく分かっていないこととが回を重ねるごとに判明。そしてオーレのイタリア語力も、私のそれと大差ないことは、その日のうちに分かったのでした。

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カターニャのオステリア、Antica Marina(アンティカ・マリーナ)。

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シチリア第2の都市、カターニャ(Catania)へは、ジャルディーニ・ナクソスからバスで小1時間で行くことができます。うちから歩いて25分ぐらいのレカナティ(Recanati)と言うバス停からカターニャのバスターミナルまで、往復5ユーロ60セントです。デパートもあるし、色々なお店や大きな朝市もあり、いつもたくさんの人で賑わっています。

Antica_guido_2カターニャを案内してくれた日本人留学生、Kちゃんが連れて行ってくれたAntica Marina(アンティカ・マリーナ)は、魚市場の目の前にある、魚を美味しく料理することで有名なオステリアです。スローフード協会のオステリア・ガイドブックにも2002年から毎年掲載されているらしく、入り口にはステッカーがずら~っと貼ってありました。上の写真はこの日いただいた前菜の数々。こんなふうに小皿に少しずつ、色んな種類を食べられるのでまさに日本人向き!

ではひとつずつ、ご紹介しましょう。

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小イワシのマリネ。塩を振り酢漬けにしたあと、オリーブオイルとレモン、プレッツェーモロ(イタリアンパセリ)で和えてあります。魚が新鮮!ちょっと生臭い感じもするけど、それを良く冷えた白ワインと一緒に・・・間違いなくこれを読んでるあなたも好きなひと皿でしょう。

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タコのマリネ。柔らかく茹でたタコを、プレッツェーモロとペペロンチーノ(生の唐辛子)で和えてあります。こちらではタコの歯ごたえを楽しむと言うような感覚はないようです。出てくるタコはいつもすごく柔らかくしてあります。少し
ピリッとしてて美味しかったです。

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小エビのマリネ。さっと外側だけ火が通るように茹でた小エビを、プレッツェーモロとオイルで和えてあります。歯ざわりが絶妙。まず最初にプリッとした歯ごたえが来て、そのあと口の中にトローンとした粘りのある甘味が広がります。

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スモークサーモンとマッシュルームのマリネ。軽く燻製にしただけ、かなり生に近いサーモンと、生のままスライスしたマッシュルーム、オニオンスライス、プレッツェーモロ、ペペロンチーノが和えてあります。味付けは塩にオイル。柔らかなサーモンと、サクサクしたマッシュルームが目からウロコのコンビネーション。家でもできそうなひと皿。

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これはまさに、南蛮漬けです。赤ワインビネガーに砂糖と小口切りにしたペペロンチーノを入れたタレに、揚げた小イワシとオニオンスライスを漬け込んであります。漬けダレにはオイルも入っているし、砂糖が多めでかなりコッテリ味ですが、白いご飯にも合いそうな一品でした。

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シチリアの風を感じるひと皿。赤オレンジとタラのマリネです。一夜干しにしたような、歯ごたえのあるタラを茹でてほぐし、房から取り出した赤オレンジとプレッツェーモロ、ペペロンチーノをオイルで和えてあります。おそらくただ和えただけなのに、素材の組み合わせの妙で素晴らしい郷土料理になっています。ほんのり甘い爽やかな味わいで美味しかったです。

Antica_aji

小アジのフリット。プレッツェーモロ、ニンニク、塩コショウで下味をつけたアジに、チーズ入りのパン粉をつけてカラリと揚げてあります。外はサクッ、中はフワッの美味しさ。味はしっかり付いているのだけど、日本のアジフライにかなり近い感じでした。

ふぅ~。やっと前菜が終わり、プリモのパスタです。

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タラコにトマトソース、クリームを入れたソースで、ペンネ、プチトマト、プレッツェーモロを和えてあります。プチプチした食感がまさにタラコスパゲッティのようです。ペンネのアルデンテ具合もバッチリ。すごく気に入りました。写真を見てたら、また食べたくなってきた・・・。

Antica_plimo_2

次のパスタはエビのソースでした。エビの殻でダシをとったクリームソースに、小さなエビとイカ、太くて短いマカロニのようなパスタ、プレッツェーモロが入っています。これも、もっとたくさん食べたい!と思う味。エビのダシが効いていて、本当に味わい深くて美味しかったです。

Antica_fine以上がこの日のランチです。お腹がいっぱいになったので、セコンド(メイン)、ドルチェ(デザート)はパス。これにパンが付いて、白ワインを1杯だけ飲み、ひとり20ユーロ、3,000円ぐらいです。毎日食べられるほど安いわけじゃないけど、日本でこの味を求めたら、おそらく3倍はするんじゃないかと思います。どうです?カターニャに来たくなったでしょう?


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選挙です。

Elezione_top

4月9日10日はイタリアの全国統一選挙です。テレビでは毎日のように各党の党首が出て、熱い論戦を繰り広げています。残念ながら何を主張しているのか、私にはよく分からないのですが…。

Elezione_foglio街にはポスターが貼られ、左のようなパンフも各戸にポスティングされたりして、まぁまぁの盛り上がりです。このパンフ、政党のシンボルマークに「×」が付けられてて、何で自分の政党に「×」なの?と思っていたら、こちらの投票では選んだものに「×」をつけるらしい。そういえば、学校でも「これは重要だよ」とか「これをやってきてね」というものに「○」じゃなくて「×」をつけます。これを「クロス」って言ってます。十字架から来てるのかな? ところ変れば…の良い例ですよね。
さて、現首相のベルルスコーニは何だかんだ言いながらも、やはり圧倒的に強いようで、それは言葉が分からない私にでも、画面を通して伝わってくる気迫というか、気力というか、存在感のようなもので想像できます。他の人は今ひとつ押しが弱いんですよね。やはりどこの国でも政治家にはある種のカリスマ性が必要なのでしょうか。

Elezione_imitatoそしてこれだけキャラクターが強いと出てくるのがモノまね。これは「Strisca e Notizia」(アンダーラインを引いたニュース>直訳)という、バラエティ番組のひとコマです。「Porta a Porta」(開かれた門>直訳)という真面目な討論番組をもじって、「Vespa a Vespa」(先鋒の蜂)に。さらにそこで演説しているベルルスコーニをパロッってしまうという2重構造。どうです。似てますか?声の感じとか、抑揚の付け方とか、映像だとけっこう似てるんですけど。

そして最後はいつもこんな感じ。

Elezione_imitato2網タイツに赤いハイヒール…。日本でこれが出来るコメディアンはいるかなぁ。

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カターニャ散歩。

Catania_top

カターニャ(Catania)には、私的には見所がいっぱいあります。バロック好きには垂涎ものの建物が町のアチコチにあるのです。暑い日を避けて、ひとりゆっくり心ゆくまで建物の細かいつくりを見るのが、今のところいちばんやりたいことのひとつです。上の写真はカターニャの中心、ドゥオーモ広場(PiazzaDuomo)にあるカテドラーレ。1070年代から1090年代にかけて建てられたバジリカ様式の古い教会です。カターニャには地震もあったので、もちろん修復を重ねているでしょうけれど、素晴らしく細かい細工の数々。まだ中には入ってないけど、内部もまたすごいらしい。

Catania_fontana

こちらはドゥオーモ広場にある象の噴水。1736年に造られたもので、黒い石はエトナの溶岩です。

Catania_nuziale

いたるところにある教会のひとつでは結婚式が行われていました。わざと倒してある壷がオブジェのようでカッコイイ! イタリア人って、こういうところに何気なく凝るような気がする・・・。

Catania_salita

エトナ山のふもとに広がる町なので、こんなふうに坂も多いです。ユルユルと続く坂を登って行って、ふと振り返ると、向こうに海が見えました。

Catania_san_placido

このサン・プラチド教会も素晴らしい彫像がいっぱい乗っかって、何だか重そう・・・。ズームで撮ってるからここまで見ることができますが、はっきり言って昔の人は、教会のてっぺんにある彫刻なんて見えなかったはず・・・まさに教会建築は神への捧げものだと思いました。

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洗濯日和?・・・シチリア洗濯事情。

Lavare_top

気持ち良く晴れた日曜の朝、シーツとバスタオルを洗濯しました。午前9時30分。すでに強い日差しが照りつけ、今年のシチリアも暑い予感。こんなに広くて青い空の下、洗濯物が風に揺れる様子はなかなか気持ちの良い風景です。今日は厚手のタオルもカラカラに乾くことでしょう。

Lavare_macchina_1そして私は、少し汗をかいています。
まだ4月になったばかりなのに・・・。
たった2枚の洗濯物を干しただけなのに・・・。
そう、それはこの洗濯機(?)のせいです。
いかにも旧式なたたずまい。
明らかにシンプルでコンパクト過ぎる雰囲気。
最初にこのアパルトメンティに来て、ここで洗濯してね、と言われたときに、いやーな予感がしましたとも・・・。


Lavare_mani_1そうです、ここには洗濯機がありませーん。この専用シンクを使って、手で洗うのです! 最初見たときは、掃除用のモップを洗うシンクかと思ったのに(涙)。手前の畝のところでゴシゴシして、奥のシンクに水を溜めて濯ぎます。一応お湯も出るので、まだいいのですが・・・。Braにいたときの洗濯機もすごかったけど、まだあるだけマシでしたね。他の学生に聞いてみたら、やはり洗濯機はない様子。家主に言うと5ユーロぐらいで洗濯してくれるようです。もちろんパンツやジーンズにまで、しっかりアイロン掛けしてもらえるそうですが。

日本の洗濯機なんて今じゃ、いかに静かに、速く、きれいにとか、水や電気、洗剤の省力化とか、そんなところでしのぎを削っているというのに、ここではまず洗濯機があるか、ないか、というところから始まります。

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日本人好みのシチリア名物、Arancino(アランチーノ)。

Arancino_top

アランチーノはシチリア郷土料理で、「小さなオレンジ」という意味があります。たいていBarで売ってます。リストランテでは出てこないので、料理というよりスナックかな。黄金色に揚げられた円錐形のカタチはオレンジを模しているのでしょう。(上が欠けてるのは、あまりにも美味しそうだったので、ついうっかり写真を撮る前にガブッといっちゃったから・・・本当はきれいな円錐形です)。

で、割ってみると中はこんな感じ。

Arancino

黄色いご飯はオレンジの果汁で炊いてあるからではありません、念のため。サフランです。中の具はお店によってさまざまですが、ミートソースとチーズが入ってるところが多いかな。このお店は豪華に肉片まで入ってました。サイズはこぶし大です。ナイフやフォークは使わず、手づかみでパクリと食べちゃいます。だいたい1~1.5ユーロです。

Arancino_negozioカターニャの魚市場の近くにある「ETOILE D'OR」というフランス風のBarでいただきました。ここのアランチーノは1.5ユーロでした。お昼時には、お惣菜を買い求めるお客さんが大勢来るそうです。

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杏の花。

Sakura_top

シチリアに来てぜひ見たいと思っていたもののひとつが、アーモンドの花です。桜の花のようにあちこちに咲き乱れる風景は、とても美しいと聞いていたので。ある日、住宅地を散歩していたら、もしかして桜?と思う花をみつけたのですが・・・。

Sakura_casa杏の花でした。こんなふうに家の前にある様子は桜にそっくり。家の人にアーモンドの花じゃないの?と聞いたら、「アーモンドの花は1月だよ、これは杏の花なんだ」と言われました。うーん、遅かったようです。でもこの木は幹の様子と言い、花の形と言い、本当に桜にそっくりだと思うのですが、いかがでしょうか。

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生絞りジュース・・・Spremuta(スプレムータ)。

Spremuta_top

最近では毎朝絞って飲んでいる生絞りジュース。大量のオレンジはいちいち食べていたのでは消費できず、先週あたりからこのように絞って飲んでます。ちなみにこれはオレンジ1個半にレモン半分のジュース。なんて贅沢!

Spremuta_arberoこんなふうに街中にオレンジ畑があります。あまりにも採れ過ぎて値崩れを起こすこともあるそうで、人件費をかけて収穫するとかえってマイナスになってしまうこともあると聞きました。落ちて腐っているオレンジもたまに見かけるので、きっとその話は本当なのでしょう。それぐらいあちこちにオレンジがあります。旅行者から見ればパラダイスのようでも、地元の人にとっては深刻な問題の象徴のような風景なんですね。

Spremuta_arancia
ちなみに、イタリアに来たら「ジュース」をオーダーしても上のようなものは出てきません。「スプレムータ」と言うと生絞りが出てきます。「スプレムータ・アランチャ」(オレンジ)、「スプレムータ・ポンペルモ」(グレープフルーツ
)、「スプレムータ・リモーネ」(レモン)など、目の前で絞ってくれるジュースはとっても美味しいです! そうそう、お砂糖が一緒に出てくる場合もありますが、ビックリしないように。彼らは飲み物にお砂糖をたくさん入れて飲むのが好きなのです。小さなエスプレッソにも2袋は添えられてます。

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ジャルディーニ・ナクソスの朝市。

Mercato

私の住んでいるアパートから歩いて20分ぐらいのところで、毎週土曜日の午前中、朝市が開かれます。ブラのときはすぐ近くで便利だったのだけど・・・なんだかこちらのほうが、より「田舎」な感じがします。

野菜や果物、肉などの生鮮食品はあまり売られていません。お菓子や洋服、雑貨、日用品などが多いです。ユキさんは子供服をこの朝市で買うと言ってました。

安いものもあれば、割高な感じがするものもあります。上の写真のHARIBO(ハリボー・グミのお菓子)は、Tutto 1ユーロ、全て1ユーロです。これは安いと言えるのではないかな。色んな種類があって面白いです。

Mercato_mariettaこちらは長袖Tシャツ、3ユーロ。けっこうしっかりした生地だし、私好みの茶色に、刺繍も日本ではなかなか見ない大胆さ。すっかり気に入って愛用してます。
この朝市、地元の人ももちろん行くけど、こないだの土曜日は大量の観光客が来てました。これから夏に向かってますます増えるんだろうな。だから生鮮食品が少ないのかもしれないですね。去年行ったタオルミーナの朝市と同じような感じでした。


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