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2006年5月

カターニャのMercato(市場)。

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洋服やアクセサリーなどのMercato(市場)とは別に、魚や肉、野菜などの生鮮食品を扱うウゼダ広場の市場。活気があって、色んな種類の魚が売られていて、見ているだけでも面白いです。上の写真はお客さんと交渉中の魚屋さん。そういえば、魚市場は「男の職場」って感じでしたね。女性の店員は少なかったです。

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小いわしかな。頼むと、ひとつひとつ内臓を取ってくれます。1キロ8ユーロ・・・激安ってわけじゃないです。

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あなご。なんだか大味そうな見た目。トマトソースで煮込んだり、小さく切ってパスタの具にしたりするそうです。

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八百屋さん。カラフルな野菜や果物がところ狭しと並んで、楽しい眺め。野菜は相対的に安いと思います。どれも味が濃くて美味しいし!

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エスカルゴ・・・八百屋さんの店先で売れらていました。土からとれるからか? 2度茹でこぼしたあと、トマトソースで煮込むそうです。こちらでは肉も魚も野菜も、何かといえばトマト味。日本でいえば、おしょう油で煮込むのと同じ感じなのかなぁ。

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5月のエトナ山。

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エトナ山、定点観測の報告です。
上の写真は5月10日のエトナ山。4月20日でこんな感じだったから、違いは明らかですよね。

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5月18日。山の火口が2つありますが、左側は完全に雪がなくなって地表が黒々と見えています。そして、よく見ると半ば付近が緑色になっているのも分かります。下草が生えてきたのでしょう。あのあたりに家畜が放牧されるのかな。

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5月27日。あとわずか。深い溝に雪が残るのみって感じです。気温は毎日だいたい、日中が28~30度、夜間はそれより約10度低いぐらいで安定しています。

5月22日にシロッコが吹いて、蒸し暑い、まるで日本の夏のような感じになりました。シロッコとは、北アフリカから南欧に黄色い砂と一緒に吹き込む、湿気を含んだ熱風です。この日は30度を越したんじゃないかな。そして次の日、不思議な現象が起きました。

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海の彼方から白い霧のようなものが夜中ぐらいから押し寄せてきて、こんなふうに町を覆ってしまったのです。

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いつもは海岸線が、こんなにきれいに見えるのに!

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タオルミーナのリストランテ、Da Lorenzo(ダ・ロレンツォ)。

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Yukoの友だちの日本人コック、Osamuが働いていたタオルミーナのリストランテ、Da Lorenzo(ダ・ロレンツォ)。この日はここで働くOsamuの仕事納めの日。お店の人が色々よくしてくれて、なんと生のコッツェ(ムール貝)を食べることができました!色の濃いほうがオスで、薄いほうがメスだったかな。味は変わらないようです。甘くて味が濃くてトローンとした食感で潮の香りが強く、私はなぜか山形のカキを思い出しました。

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お店の中にはその日仕入れられた魚介類がディスプレイされてて、好きなものを好みの料理にしてくれます。新鮮な素材をぜひナマで!と言うことで、前菜は色んな魚介のカルパッチョ。こちらに来て初めてタコを生で食べました。カジキマグロなども薄くスライスされてます。中央は生シラス。レモンとオイルのほかに、どうやら卵の白身も入ってるらしい。泡立つほどによくかき混ぜてあって、口の中でフワンと不思議な食感を楽しむことができます。

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魚介のフリット(揚げ物)も食べたいよねぇ・・・と、こんなのも頼みました。ホタルイカとエビのフリットに、シラスは魚の練り身や卵も入ってるみたいでさつま揚げみたいな感じ。レモンをたっぷり絞っていただきます。

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これはこのお店オリジナルのリゾット。魚のだしにトマトソースとフィノッキオ(ういきょう)を使ってあります。激ウマ。そしてこのリゾットは別名「おかまちゃんのリゾット」と言うそうです。フィノッキオは葉の部分がナヨナヨしてていかにもそんな感じなのですが、何でもこの料理を思いついた人がそっち系だったらしい・・・。とにかく美味しいので、Da Lorenzoに行ったら絶対オーダーすべし。

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ウニのパスタ。生のウニを茹で立てのスパゲッティにただ絡めただけの、究極のレシピ。写真を見ているだけで、ウニの甘さと喉の奥から鼻腔に広がる海の匂いがよみがえります。

27_lorenzo_servisio_400セコンドピアット、メインの魚をサービス中のCameriera(女性の給仕係り)。ナイフとフォークで器用に身から骨を外していきます。Taorminaには世界中から観光客だけでなく働く人も集まってきていますが、中でも日本人コックはかなり重宝がられています。真面目に働くし、手先は器用だし、カンはいいし・・・。働きたいお店に直接電話しても人気店などでは軽くあしらわれておしまいでしょうが、日本人であることを告げると扱いが変わるそうです。

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そして、鯛のグリル。ほとんど塩焼き。オリーブオイルとレモンでいただきます。この味付けは日本で言えば、サンマに添える大根おろしとおしょう油、またはポンかな。新鮮な魚はこってりしたソースで台無しにせずに、このようにシンプルにいただくのが万国共通の王道でしょう。

27_lorenzo_mise_400お店はTaorminaの目抜き通り「CorsoUmberto(ウンベルト通り)」の「PiazzaDuomo(ドゥオーモ広場)」から海のほうへ下りたところ、元SanDomenico(サン・ドメニコ)修道院のそばにあります。

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タオルミーナのオステリア Al Duomo(アル・ドゥオーモ)。

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またまた行ってきました。タオルミーナのオステリア Al Duomo(アル・ドゥオーモ)。と言っても実際に行ったのは、鹿児島から来たMayumiと一緒だったから、4月のことだけど。彼女は私と同い年で、しかも私の本籍地の隣町の出身でした!びっくり。

上の写真は、前菜を少しずつ。3人で行ったのでひとり1皿頼んで、シェアしました。上から時計回りに、タコのマリネ、カポナータ、小いわしのマリネです。ここのカポナータが私は大好き。厨房で働いていた日本人コックInoから、そのうちレシピを聞きだすつもり。

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Yoshimiがオーダーしたカラスミのパスタ。このパスタは、本当にお店によってガラリと変わります。私はこのパスタに関して言えば、Cappucciniのほうが好きだな。

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Mayumiがオーダーしたシチリア風トマトのパスタ。唐辛子が入っていました。シンプルなトマトに、唐辛子の辛さが程よいアクセントになって上出来なひと皿。

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私が頼んだシチリア風イワシのパスタ。イワシのパスタにはパン粉がかかっていることが多いです。それと「シチリア風」というと、少し長めのマカロニを使うことも多いですね。確か刻んだオリーブも入っていて、まさにシチリア食材てんこ盛り!みたいなひと皿でした。

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「タコのトマト煮」と「鯛のソテー」の作り方。

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先日Shinjiが作った料理の作り方を少し紹介します。

23_1「タコのトマト煮」。タコは水でよく洗い吸盤などを取り除いたあと、塩でよく揉みます。こうするとタコのぬめりが取れるそうです。どれくらいまでぬめりを取るかは好みによるそうで、少しとろみのついた仕上がりにしたいときなどは、わざと軽く揉む程度で止めたりもするそうです。ぬめりが取れたら頭の部分をひっくり返し、中身を取り出し、口など堅い部分を切り取ります。

23_2オリーブオイルにニンニク、唐辛子、イタリアンパセリの軸を入れて香りを移したあと(左上の写真)、タコを入れます。手早くかき混ぜ、タコに火を通しつつ、オイルの香りを移すような感じ。タコの足が熱で収縮しクルンとなり、表面の色が変わって来たら、パッサートを入れます。このパッサートはトマトピューレみたいなもので、すごく便利。安いし。ひとビン700グラム入って、セールの時は40セント台で買えたりもします。

23_3こんなふうにトマトソースが煮詰まり、ソースの量が半分ぐらいになるまで煮込んだら、塩コショウで味をととのえて出来上がり。盛り付けたあと、Shinjiはオリーブオイルを上から少し回しかけ、イタリアンパセリを飾っていました。やっぱり本職の人が料理すると、こういうひと手間を惜しまないせいか、味はもちろん見た目も全く違いますね。

23_4tai「鯛のソテー」。鯛を3枚におろし、軽く塩をしておきます。オリーブオイルにスライスしたニンニクの香りが移ったら、鯛を皮目から焼きつけます。Shinjiはこのとき手で軽く、鯛を押さえつけたりしてました。この皮の芳ばしさは、けっこう重要なポイントかも。頭も半分に切って一緒に入れます。ひっくり返したら白ワインを入れ、鯛に火を通していきます。みじん切りにしたイタリアンパセリを入れたら、ひとまず鯛は出来上がり。

23_5tai焼きあがった鯛だけをお皿に移し、残った白ワインを煮詰めてソースを作ります。このとき少しアクセントになるものを追加します。たとえばアンチョビやケーパー、ドライトマトなど。この日は両方ともなかったので、フィノッキオを入れてました。ソースをかけ、パセリを飾って出来上がり。ソースがすんごく美味しいので、ぜひパンを添えて、最後の一滴まで味わってください。

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Kristina(クリスティーナ)のサラダ。

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1週間だけの同居人、ドイツ人のKristina(クリスティーナ)が作ってくれたサラダ。料理をしないという彼女が、珍しく火を使って作ってくれたのです。トロペーアという赤タマネギ、フィノッキオ、グリーンオリーブ、コーンをオリーブオイルと塩、コショウ、オレガノで炒めて、適当な大きさに切ったレタス、トマト、ニンジンの上に乗せ、缶詰のツナを添えてありました。食べるときに好みでオイル、塩、コショウ、バルサミコ酢を加えます。ボリュームサラダで、これだけでお腹一杯になりました。彼女は本当に少食で、ダイビングなんて体力を使う仕事をしてるのに、よくカラダが持つなぁと不思議です。夜だって、このサラダを作ってくれた日以外は全て出かけていたし。

22_kakiage北欧系の女の子にはベジタリアンが多いです。と言っても、魚は食べるようで、肉食をしないだけのことのようです。私も彼女にオカラや海苔巻き、かき揚げを作ってあげました。考えてみれば和食って、ベジタリアンにうってつけの料理なんですよね。このかき揚げは、この前のShinjiの料理の日の残りのエビで作ってみました。

22_farina「Farina migliorata per friggiere(揚げ物に最適な小麦粉)」(笑)。そのまんまのネーミング。小麦だけではなく、FarinaRiso(米粉)が入ってると書いてあります。日本でも片栗粉を少し混ぜたりしますよね。あと、揚げ物をサクッと揚げるために、ガス入りの水を使うといいそうです。これはペルージャ大学の日本人Yukoに教えてもらった技。ぜひ試してみてください!

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Nespola del Giappone(ネスポラ・デル・ジャッポーネ)…枇杷。

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日本でもすでにこの時期かな。枇杷(びわ)です。お店ではNespoleって書いて売られているのだけれど、辞書で調べてみたら正式名称はNespola del Giappone(ネスポラ・デル・ジャッポーネ)…日本の西洋かりん、とありました。ここ、シチリアでも家の庭先で枇杷の木をたくさん見るのだけれど、いったいいつごろ、どのようにして渡ってきたのでしょう…。

枇杷って、日本ではけっこう高いですよね。でもこちらではすごく安いです。これぐらいなら、200円程度。でも日本のようにきれいじゃありません。こんなふうに痛んでいるのも平気で売られています。まるで庭の枇杷の実をそのまま売ってるみたい。私は冷蔵庫でよーく冷やして食べるのが好き。日本のものに比べると糖度が高い気がします。水分もたっぷりあって、皮をむくのがちょっと面倒だけれど、今の時期だけのお楽しみです。

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またまたアランチーノ。

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私は毎日このブログを学校の、エトナ山を望むテラスからUPしてます。無線LANがあるので、自分のPCがあれば学校の開いている8時30分から17時までのあいだ、自由にWEBアクセスすることができるからです。もちろんタダです。私は日本から自分のPCを持ってきたので、家で文章を書き、写真を選んで加工しておいて、学校ではUP作業をするだけにしてます。あとはメールチェックしたり、友だちのサイトを見たり。

ところが!月曜からこの無線LANがノンフンショーネ…機能してないんです(涙)。もちろん月曜にクレームしたし、そのとき「明日の朝には使えるようにしておくよ」と言われたのに、火曜も使えず、その本人は休んでるという何ともイタリアな状況(笑)。そんなわけで水曜の今日は、写真だけCD-Rで取り込んで、学校に4台あるPCの1台からUPしてます。

さて、ごはんがオニギリ状態になってて、さらに中には私の大好きなミートソースとチーズが入っているという、私の好物のかたまりのようなアランチーノ。1個200円ぐらいで手ごろだし、アチコチで売られているのでよく食べてます。上はカターニャで見つけた「アランチーノ・インフォルノ」。油で揚げずに、パイ皮でくるんでオーブンで焼いてあります。

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中はこんな感じ。いつものアランチーノと一緒です。ミートソースにチーズ。

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あまりにも見た目が「アランチャ(オレンジ)」だったのでつい。そういえば子どもの頃、このアランチーノを本で見てどうしても食べたいと母親にねだり作ってもらったことがありました。そのときはパセリの軸を、こんなふうにさしてみたっけ…。

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たまには中華。

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タオルミーナには、日本料理どころか中華料理のお店もありません。カターニャまで出ればけっこう目に付くんだけど。あ、でも日本料理は1店しかなく、しかもとんでもなく高いらしい・・・。

というわけで、おうちで中華。上のは「マーボーナス」。今はペルージャで勉強するKちゃんが置いていってくれた「マーボーナスの素」を使って作りました。シチリアのナスは巨大なので、使いみちにすごく困る、何かナスを大量に使う料理を!と、Kちゃんが日本から友だちに持ってきてもらったんだって。パプリカも入れてみました、ドイツのクリスティーナとイタリアーノのアンジェロが食べたけど、美味しい!と評判でした。

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「炒飯」。こちらのごはんはけっこうパサパサしてるので、2日目以降食べるなら、炒飯が最適なんです。すっごく美味しくできます。シンプルにニンニクとパプリカのみ。

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巨大なナスは塩をして、あく抜きしてからオイルで焼いて食べたりもします。塩、コショウしただけのところに、レモンをギュッと絞って食べるのが今の私のブームです。

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学校の近くのPanino(パニーノ)。

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学校の近くの食材屋さんで作ってくれるPanino(パニーノ)。頼むとお店で売ってるあらゆる食材を使って作ってくれます。
写真はトマトとチーズと生ハムのパニーニ。2ユーロ50セント。

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中はこんな感じ。パンの大きさによってサイズは日替わり。でも値段は一緒・・・日本じゃありえない価格設定です。いつもはサラミとチーズだけ、トマト抜きを買ってます。1ユーロ80セント。授業が午後の1時30分まであってお腹が空くので、休み時間に買って食べたりしてます。
では、ハデー!←同じクラスのノルウェー人アイリフに教えてもらった挨拶。Ciaoにも飽きてきたので、いまのところのお気に入り。

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Shinjiの料理。

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京都から来たShinjiはイタリアンのコックです。もう10年近いキャリアがあるのに、なぜか仕事を全て片付けてシチリアに来て10週間もイタリア語を勉強します。そう、ここに来る人は多かれ少なかれ、私も含め、そんな人ばっかりです。

先週の土曜日、学校に通う日本人4人でカターニャの市場まで魚の買出しに行き、その材料でShinjiが料理するという、素晴らしいホームパーティをしました。上の写真は私がいちばん気に入った「鯛のソテー」。丸ごと1尾、頭まで使って魚の旨みを存分に利用しています。詳しい作り方は後日。

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こちらは「タコのトマト煮」。丸ごとをトマトピューレみたいなもので煮込んであるんだけど、柔らかくて美味しかった!これも作り方は後日紹介します。

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タコを食べたあとのソースはパスタに再利用。美味しいダシが出ていて、シンプルだけど奥深い味わいに。

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こちらは「生シラスのマリネ」。そうです。こちらでもシラスを生で食べる習慣があるのです。もちろん今時分だけの旬の食べものだから、日本と同じですよね。オイルとレモンに塩を少し加えてあります。おしょうゆで食べるのもいいけど、ワインにはやっぱりこんな味付けが合います。

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「甘エビとルッコラのサラダ」頭と殻を取った甘エビに、ゴマの風味が芳ばしいルッコラをたっぷり合わせて、わさび、オイル、おしょうゆで和えました。イタリア人にも受けるんじゃないかなぁ、この味付け。

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「甘エビのマリネ」。上の生シラスと同じようにマリネしてあります。緑色のはプレッツェーモロ、イタリアンパセリです。手づかみで、まずは身を食べ、そのあと頭の中のミソをちゅっと吸います。そしてキリリと冷えた白ワインをグッと流し込み、またエビの身を食べて、ミソを吸って・・・と、延々と続きます。

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すっかり食べたあとは、寝ちゃう人もいたりして、日本の家でやってたホームパーティと同じような風景がここ、シチリアでも展開されたのでした。

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レモンのお化け、Cedro(チェードロ)。

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なつかしのレカナティのアパートに戻ってきました。クリスティーナとの短い共同生活も終わり、ひとりの自由を満喫中です。と言っても、クリスティーナは昼間は仕事、夜はデートで、ほとんど家にいなかったんだけど…。
さて、この巨大な、レモンのお化けのようなCedro(チェードロ)。辞書で調べたら「シトロン」と書いてありました。レモンとは種類が違うようです。

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半分に切ってみたら、果肉がこんなに少ない! 実はこのチェードロ、果肉と外皮の間の白い部分も食べるのです。

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黄色い外皮を少し厚めにむいて、あとは乱切りにします。果肉も一緒に食べられるように、こんなふうに切ると良いでしょう。

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味付けはコショウ、塩、オリーブオイル。少し酢をかけてもいいようです。苦味はほとんどありません。白い部分がふかふかとしてほんのりと甘く、果肉の部分はレモンの酸味が爽やかで、なんとも言えない味覚のハーモニー。

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カターニャの朝市で買いました。1キロ2ユーロ50セント。ひとつがだいたい1キロぐらい。大きなものだと2キロにもなるそうです。

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日本から・・・。

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うちの母親が日本から色々送ってきました。関西に行ったらしく、そこで買ってきたお菓子や、日本の食材など。届くまでに2週間かかったけれど、中身もそのまま。こないだ私がイタリアから送ったものは1週間で着いたようだし、今のところ郵便物は順調に機能してます。

ブログにUPされている食生活を見て、私が太ったに違いないと、ヘルシーな日本の食材がいくつか入っていたのですが、その中のひとつが上の「おから」です。乾燥させたフリーズドライのおからで、水を含ませると3倍になります。軽いし保存もきくし、なかなかの優れもの。この日はニンジン、インゲン、コーンを入れて作りました。Francescoが美味しい美味しいとたくさん食べました。

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こちらは「切干だいこん」。油揚げはないので、ニンジンだけを入れてみました。日本人の友人たちは、イタリアで「おから」や「切干だいこん」を食べるなんて思いも寄らなかった!と喜んでました。

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この丸いのは「有馬温泉の炭酸せんべい」。Angeloにあげてみました。最初は食べものだと思わなかったのかな。手で持っているだけでしたが・・・。

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ついにひと口、ハグッとしました。

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気に入ったようでこのあと完食。こちらには赤ちゃん用のお菓子がないようで、普通のビスコッティ(ちょっと硬めのビスケット)をミルクにひたして食べさせたり、ミルクに混ぜて食べさせるためのビスコッティの粉が売られている程度みたい。ユキさん曰く妊娠中に着るマタニティドレスのようなものも一般的ではないようで、大きいサイズのジーンズをはいたりして済ませていたそうです。赤ちゃん用のかわいい洋服や靴は色々あるけれど、ちょっと機能性を求めたようなものも見かけないし、やっぱり国が違うとそういうもののあり方も違うんだなぁと思いました。

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朝市のアクセサリー。

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ジャルディーニ・ナクソスの3倍ぐらい規模が大きい、カターニャのカルロ・アルベルト広場から、サン・ガエタノ・アッタ・グロッタ通りにかけて開かれる朝市。洋服やくつ、バッグ、アクセサリーからカーテンなどの布類、台所用品や日用雑貨まで、ほとんどなんでもありますが、野菜や肉、魚などの生鮮食品は、港に近いウゼダ広場の別の朝市で売られています。

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洋服や靴の品質は日本のものと比べると少しレベルが低いけれど、色やデザインは良いものがたくさんあります。とくにアクセサリーは質も大差なく、安くてかわいいものがたくさん!

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私はこのネックレスがすごく気に入りました。8ユーロ。買おうかどうか悩んでいたら、なんと5ユーロにまで値段が下がりました!でも結局買わなかったんだけど・・・。

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このいちばん下のブレスレットと合わせたらかわいいだろうなぁ。

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こんなふうにガラスを使ったものもたくさんありました。夏に向けて、リゾートっぽい少しエスニックなデザインのものが多かったです。

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100年前のレモン絞り。

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PiazzaArmerinaのVillaRomanaに行ったとき、道端で売っていたレモン絞り。露天商のおじさん曰く「このレモン絞りのシステムは100年前と同じなんだよ」。さらにこの模様のモチーフもアンティークなものを模しているそうです。ホントだったのかなぁ。レモンは下のほう、軸とは反対の部分をこのようにカットして準備します。

15_limone_1上の部分は陶器、下のスクリューはプラスティックです。で、スクリューの先端をこんなふうに突き刺して、あとはグリグリと回しながら中にねじ込んでいきます。そのときおじさんは、「レモンは左手で、絞り器は右手で持つんだよ。これがコツだよ」と持ち方まで指示してました。どっちでも同じだと思うけど、どうなんでしょう。

15_limone_2全て差し込むとこんなふうになります。自分でやってみたら、けっこう力が要りました。絞り器は利き手で持ったほうが力が入りやすいので、おじさんはそういうことを言いたかったのかも。ポイントは、レモンは手のひらサイズの小さなものを選ぶこと。大きいのはダメだそうです。あとはギュッとレモンを絞ると・・・

15_limone_3じわじわと器にレモン果汁が満たされていきます。かなり握力が要るので、やっぱりレモンは小さくて握りやすいものが良さそうです。さらにおじさんは、器のふちの部分をレモン汁でぬらして塩をつけ、ウオッカやテキーラを入れてそのまま飲めと言ってました。美味しそう!

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タオルミーナのリストランテ L'ARCO DEI CAPPUCCINI(ラルコ・デイ・カプチーニ)。

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ViaCappuccini、カプチーニ通りにあるL'ARCO DEI CAPPUCCINI(ラルコ・デイ・カプチーニ)。たいへん分かりやすい店名です。このリストランテは、タオルミーナでコックとして働いている日本人、Yukiくんが「ここはタオルミーナで本当にオススメできるところです」って紹介してくれました。上の写真はアンティパストに頼んだ、Parmigiano(パルミジャーノ)。ナスとチーズの重ね焼きです。さすがにコックがすすめるだけはあります。ふつうのお店では、大きなバットで焼いたものを切り分けて出しますが、ここのはひとつずつケーキみたいに包み込んであります。盛り付けも美しい!

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中はこんな感じ。ナスはトローン、チーズはわりとしっかりめ、バジルの香りが程よくして、トマトソースは抑え目にきかせてあります。今まででいちばん美味しいナスの重ね焼きでした。

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Bottarga(カラスミのパスタ)。日本で食べるカラスミのパスタは、卵が粒状になって入ってるんだけど、なぜかシチリアで頼むとこれが出てきます。聞くところによると、日本には粒状の缶詰めになって輸入されてるみたい。こちらではもちろんナマのものを塩蔵加工しただけだからこの状態になっちゃうのかな。塩加減とパスタの茹で具合が絶妙で美味しかったです。

14_capcini_vinoお店におすすめされた白ワイン。この日は5人だったので1本頼んじゃいました。抜栓する前にすでに開いてるボトルのものを試飲させてくれました。爽やかな白。アルハンブラなんてエキゾチックなアラビア風の名前がついてるところをみると、パレルモのほうのワイナリーかな。この日はひとり25ユーロぐらいでした。セコンドピアット、メインの料理やデザートを頼むと50ユーロぐらいになっちゃうのかな。また行ってみたいと思ってます。

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タオルミーナのリストランテ Tirami su(ティラミス)。

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PortaMassina(ポルタ・メッシーナ)よりももう少し上に行ったあたりViaCappuccini沿いに、リストランテが2軒並んでいます。通りの名前をそのまま冠したタオルミーナのリストランテ L'Arco dei Cappuccini(ラルコ・デイ・カプチーニ)に、Tirami su(ティラミス)です。2軒とも行ってみたので続けて紹介します。

Tirami suは、学校で仲良しのスウェーデン人Annaのお気に入り。彼女はいつも普通に「ティラミス」って言わないで「ティラミ、スゥ」と発音していたので、何でだろって思っていたらお店の表記が「Tirami su」だったからでした。上の写真はInvortini di PesceSpada(カジキマグロの巻きもの)。串にささって、ヤキトリっぽい見た目。

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中にはプレッツェーモロ(イタリアンパセリ)とモッツァレラが入ってました。お店によって中に巻き込まれるものは違うようです。レーズンやパン粉、アンチョビなど、さまざまです。

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こちらはTagliaterre di Cozze alla menta(ムール貝のパスタ、ミント風)。ムール貝にズッキーニのシンプルな具に、ミントの風味が個性的なパスタでした。全体的に、美味しい!って言うより雰囲気を楽しむお店かなぁ。バビロニアの学生だって言ったら、10%割引してくれました。これにワインを1杯だけ飲んで20ユーロぐらい。

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最近のワタシ。

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この写真は先週の金曜日に学校で撮ったものです。学校は1週間単位で入れ替えがあるので、毎週金曜日はちょっとしたお別れモードです。左から、Anna(スウェーデン)、Megumi(日本)、Martina(スイス)、Ruth(オランダ)、Ketti(イタリア)、私、Gelard(ドイツ)。私の前にいる、白い紙を抱えているのが先生のKettiです。クラスは20代の若い人と、50代以上の仕事をリタイアしつつ年金ももらいつつ、みたいな感じの人に二分されています。

12_scuola_leveroこの学校には初心者クラスから上級者クラスまで、全部で5つのレベルがあります。下から順に、プリンチピアンティ、エレメンターレ、インテルメディオ、スーペリオーレ、アヴァンザート。さらにそれぞれにAクラス、Bクラスなどに分けられ微妙な実力の調整がされ、1クラス最高で10人編成になっています。最初のころは3人で授業をしていたけれど、今は多いと8人になってます。夏に向かってどんどん人が増えてきます。私は今は「インテルメディオA」。最近とみに難しくなってきてます(汗)。

12_scuola_mazzaro午前中4時間の授業が13時30分に終わるとランチタイムです。サンドイッチを持っていってパソコンをしながら食べたり、友だちとBarに行ったりします。学校のテラスは17時まで自由に出入りできるので、Barに行ったあと、また学校に戻りおしゃべりしたり宿題をやったりします。お天気の良い日は、学校が終わったらすぐにビーチに行ったりもします。こちらは有名なIsoraBella(イゾラベッラ)の裏にある穴場のビーチ、Mazzaro(マッツァロ)です。

または学校が終わったらすぐに家に帰ることもあります。すぐにバスに乗れれば14時過ぎには家に着くので、それからお昼を食べてのんびり部屋でくつろいだり、散歩に出たりします。この時間帯はお店がほとんど閉まっているので、残念ながら買い物は16時以降にならないとできません。

12_scuola_leo学校が終わったら、学校以外の人と会うことも多いです。こちらはTaormina(タオルミーナ)でコックをしているYukiくんと同じリストランテで働いているLeoと、同じ学校に通ってる日本人Shinji。男2人、なんだかずいぶん親しげに写っていますが、分かるかなぁ。Leoはゲイです。イタリアにはけっこう多いみたいです。でもこんなふうに話をするのは初めて! 彼はプーケットにタイ人の恋人がいて、もう9年越しの遠距離恋愛をしてるそうです。会うのは年に1度、1月の3週間ぐらいだけ・・・考えてみるとかなりロマンチックな関係ですよね。

夜はたいてい家にいて、夕食を作ったり、宿題をやったり、テレビを見たり、身の回りのことをいろいろしたりとひとりでいることが多いのですが、今はクリスティーナと同居してるので、そういうわけにも行きません。毎晩出掛けようと誘われるけど断っていたのですが、昨日はついにユキさんの義理の弟Angeloやその叔父さんFrancoも一緒にTaorminaに繰り出し、結局夜中の1時過ぎまで遊んじゃいました。

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Taormina(タオルミーナ)。

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あまりに身近過ぎて、かつメジャー過ぎて、なんだかこの2ヶ月書きそびれていたTaormina(タオルミーナ)。散歩の途中に撮った写真がたまってきたので、ここでちょっと紹介します。上の写真は4月9日広場のサン・ジュゼッペ教会。この反対側には一面の海が広がる最高の眺望になっています。

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こちらはローマ時代の遺跡。水道の跡とか言われているようだけど、実のところよく分かっていないらしい。説明看板も何もありません。しかもこの遺跡の上には人が住んでます!写真の右上の2階部分です。とにかくこのあたりは遺跡が満載なので、あまりありがたみがない・・・きっと知られていないものが他にもたくさんあるに違いありません。

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裏道の建物。顔コレクション。こちらには顔をモチーフにしたものが、なぜか異常に多いです。顔の壁掛け、顔の壷や花瓶、植木鉢に、顔の噴水・・・。

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こっちも顔コレクション。男の人の顔にはサボテンを、女の人の顔には垂れ下がるタイプの植物を植えて、一応髪の毛扱いにしてるらしい。

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コルソ・ウンベルトに面した階段を利用したお店。こんなふうに外を利用して、狭い店内スペースを補うところが多いのも特徴。

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オレンジの階段。学校のすぐ近くです。今はオレンジの花が咲いていて、とてもいい匂いがしています。今のところ、タオルミーナで私のイチ押しのスポットです。

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シチリアのへそ、Enna(エンナ)。

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10_enna_mapなぜEnna(エンナ)が「シチリアのへそ」と言われているのか。それはシチリアのほぼ中央に位置し、いちばん高いところにあるからのようです。そういえば、オーストラリアのエアーズロックは「オーストラリアのへそ」って言われてますね。日本の「へそ」はどこなんだろう・・・。上の写真は街の東端にある見晴台から見たエンナの旧市街。1時間もあればひと通り見てまわることのできる小さな街です。

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標高948m、イタリアで最も高い県庁所在地がある場所としても有名だそうです。ここから眺めると下界はこんなに小さく見えます。どうしてこんなところに住むことにしたのか、不思議に思っていたのですが、先日読んだ「ローマ人の物語」(塩野七生著)によると、すでに紀元前200年代には要塞都市として栄えていたらしい。こーんなに高くて辺鄙な場所、確かに敵の侵入を防ぐ要塞としてならぴったりです。

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こちらはロンバルディア城。フリードリッヒ2世が13世紀に建てました。もともとはアラブ人が造っていた要塞の跡です。シチリアっぽくないドイツ系の名前が出てきましたが、これはシチリア統治の歴史の中で、11世紀からノルマン王朝の支配下にあったことがあるから。フリードリッヒ2世はあちこちにすごい建物をたくさん作っている、当時としてはちょっと変わった人だったらしい。

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街の中心はこのドゥオーモ。中の写真を撮ることができなかったのですが、表のシンプルなつくりとは打って変わって、美しい絵や細かな彫刻に彩られた華麗な装飾でした。

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エンナから見たエトナ山。いつもは見上げている頂上を、同じ目線で見ることができ、この街の標高の高さを感じることができます。

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引っ越しました。

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いま私が借りているアパートは、アレックスの弟とその家族のものです。アレックスの弟はスウェーデンの人と結婚して、スウェーデンで仕事をしていますが、毎年6月と7月をシチリアで過ごすためにこのアパートを購入したのです。そして毎年5月に1週間だけ、その奥さんのお母さんがここで過ごすことになっています。今年は5月8日から13日まで。その間、私は他の場所へ移らなくてはなりません。

9_gasそして移ってきたのは、ジャルディーニ・ナクソスの中心地にもう少し近い、アレックスとユキさんの家のすぐ近所のアパートです。もちろん最初からそういう話になっていたので、アレックスが用意していてくれたのです。上は窓からの眺め。今度は山側で、夜になると灯りがきれいです。さらに今度は新築アパート! イタリアに来て、初めて新しい建物に住むことになります。200年ぐらい前の建物に普通に住むところですから、こんな機会は滅多にないでしょう。キッチンもピカピカ。コンロはガスが3つに電熱が1つ。このタイプも初めて。

9_camera1つだけ聞いていたのと違ったのは、同居人がいることです!ドイツ人のクリスティーナ・・・もちろんドイツ語がメインで、あとは英語と、なぜか南アフリカにいたことがあるそうでスペイン語・・・そうです、彼女はイタリア語を話さないのです!やっとイタリア語に慣れてきたところで、英語を使わなきゃいけない生活。さっそく「You」と言うところを「Tu」と言い、「Yes」と言ったつもりが「Si」に・・・(汗)。

9_reizoukoクリスティーナはとても気を遣うタイプらしく、私のスペースであるキッチンと居間が一緒になったところにタンスがないので、自分の部屋のを使うようにって、わざわざ空けてくれました。外国人でもそういう人っているんですね。そして彼女はベジタリアン。これが私の夕食よって食べてたのは、レタスにレモン、コーンのサラダだけ。だから冷蔵庫もこんな感じ。うーん、このレタス、ラップにくるまなくて大丈夫なのかなぁ・・・すごく気になるんですけど。

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シチリアの野菜、いろいろ。

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シチリアは野菜が美味しいです。もちろん肉や魚も良いのですが、私はやっぱり、野菜や果物がいちばん気に入ってます。上の写真は「ブロッコリーナ」と言ってブロッコリーの小さなものに、軽く茹でた空豆「ファーベ」とコーン「マイス」を混ぜただけのサラダ。塩、コショウ、オリーブオイルを少しかけただけのシンプルな味付けが美味しかったです。

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トマト「ポモドーロ」は言うに及びませんね。オリーブ「オリヴァ」も色んなタイプのものが売られています。そのまま食べても美味しいけれど、こんなふうにトマトソースに入れて食べるのが、今のところのお気に入り。

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パプリカとブロッコリー、ゆで卵のサラダ。マヨネーズで和えてあります。パプリカはこちらでは「ペペローネ」と言います。甘くて瑞々しくて、生のままだとシャキシャキ、火を通すとトローンとして甘味が増し、本当に使い勝手の良い野菜です。

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さっと塩茹でにしたインゲン「ファッジョーロ」とプチトマト「ポモドーロ・チリエージャ(さくらんぼ)」。塩、コショウにレモンを絞って、さっぱりといただきました。右下はナス「メランザーネ」とトマト、ツナのパスタ。ナスも大きいので、1度買うと色んな料理に登場します。なかなか無くならない野菜の筆頭です(笑)。

そして、コレは何だと思いますか。

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ガスレンジです!
 
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使わないときはきれいに掃除して、こんなふうにレースをかけておくのです。一般的にアバウトに思われがちなイタリア人ですが、掃除に関してはとにかくすごいです。そういえば前にどこかのキッチンで、白い麻のレースをかけてるところがありました。ガスレンジに麻のレースって、よっぽどキッチンをきれいにしとかないとできないですよね。このガスレンジ、右についてる丸い部分を回してガスを出し、一番下の楕円の点火ボタンを押して着火させます。ものによっては、今でもマッチで火を点けてます。なんでこんなに旧式なんだろう・・・洗濯機もないし、あっても時間がかかるし、イタリアの主婦の家事労働時間が世界でいちばん長いというのも頷けますね。

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エトナ山のふもとで。

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こちらに来て1週間経ったころKちゃんと2人でカターニャに行ったとき、バスの中でバッタリ、学校の非常勤の先生Antonio(アントニオ)に会いました。彼は学校に生徒の増える夏に働いているそうで、私は初対面。もうすぐシチリアを離れるKちゃんと、来て間もない私のために、カターニャ郊外の案内をかって出てくれました。上の写真は、自然が大好きだというお茶目な先生。そこは危険なんじゃ・・・ってところにまで、平気でズンズン入っていきます。

6_pianeカターニャから1時間ぐらい、エトナ山に向かって車を走らせると周りの景色がどんどん変わっていきます。なだらかな丘が連なり、緑でおおわれた様子は、まるでなめらかなビロードの布を広げたようです。途中、羊や牛が放牧されていました。こちらの手作りチーズは、季節によって味が変わるそうです。こんなふうに自然の草を食べるのだから、その草の状態が反映されるのでしょう。今の時期きっと、瑞々しく美味しいチーズができるに違いありません。

6_ficoたくさんのサボテンがこんなふうに赤い実をつけていました。フィーコディンディアと言って、食べられます。夏になると果物屋さんで買うこともできます。食べないままシチリアを離れるKちゃんのために、先生がとってくれました。しかし食べる機会を逸したまま、Kちゃんはペルージャへと旅立っていきました(笑)。先生、ごめんね~。

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こちらは先生お気に入りの場所。アラブからやってきた人が作ったいう橋の跡です。下を流れる川は、エトナ山の雪解け水です。ちょうど暖かくなってきたころだったので、たくさんの雪が溶けていたのでしょう。ゴウゴウと音を立てて流れる、かなりの急流でした。


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地元のソーセージ。

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今はペルージャ大学で勉強しているKちゃんの友だち、Francesco(フランチェスコ)は、カターニャ大学で農業を勉強しながら、ジャルディーニ・ナクソスとカターニャの中間ぐらいに位置する町、Giarre(ジャーレ)にある家の仕事=農業も手伝う、典型的な地元っ子です。彼は食べ物や飲み物へのこだわりもすごくて、たとえば、このソーセージは普通にフライパンで焼いてはいけないらしい。

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なので、このようにわざわざベランダで炭をおこして、炭火でグリルしてくれました。地元の町の美味しい肉屋さんから買ってきてくれたそうで、味はノーマルと、トマトとチーズの入ったものの2種類。

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焼き上がったソーセージ。激ウマ!周りの皮はバリッと軽く、噛むと肉汁がじゅっとはじけて、程よく溶けた豚肉の脂の部分の香りが鼻の奥に抜けていきます。ワインはシチリアのネッロダーボラ。パンも炭火でグリル。これにグリーンサラダを付け合せて、シンプルだけど、素晴らしく美味しい食卓になりました。

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誕生日。

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昨日は私の誕生日でした。思えば去年の誕生日もイタリアで迎えたなぁ。
去年は誕生日当日はさっぱりしたものだったけど、今年は学校もあるし、Kちゃんがペルージャから来てくれたりして、にぎやかな誕生日になりました。
写真はみんながくれたプレゼント。これにシャンパンとワインもありました!
花は、Francescoが育てているもの。日々草みたいに次々と花を咲かせるそうです。
タイから来てるFaiちゃんは、フニビア(ケーブルカー)のチケットを(笑)。
Kちゃんは、お気に入りのカードショップの美しい教会の絵をくれました。
みんな、ありがとう!

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アンジェリーノの洗礼式。

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4月23日の日曜日、ユキさんとアレックスの赤ちゃん、アンジェリーノの洗礼式があったので私も行ってきました。もちろん、洗礼式なんて初めて!どんなことをするのか、興味津々で出かけていきました。上の写真は洗礼式を前に、ちょっと緊張気味の本日の主役アンジェリーノ。本当は「アンジェロ」という名前なんだけど、これはアレックスの弟の名前をもらったもので、紛らわしいので、今は「小さな」という意味の言葉を後ろにくっつけて「アンジェリーノ」って呼んでます。ただいま7ヶ月です。

Angero_chiesa洗礼式はジャルディーニ・ナクソスの海に面した小さな教会、SanPancrazio(サン・パンクラツィオ)で行われました。海沿いの教会に多く見られる、海をバックに今まさに舟から上陸しましたって感じのキリストがモチーフになっているモザイクが、中央入り口の上の部分にあります。教会の前はちょっとした広場になっていて、Barもあるし、ベンチも置いてあったりして、みんなの憩いの場になっています。

Angerino_dentro_1内部もシンプルな作り。アレックスのお母さんは、この教会で結婚式を挙げたそうです。アレックスの妹も今度、この教会で結婚式を挙げると言ってました。家族にとって大事な場所なんですね。祭壇にいちばん近い場所に座り、18時30分に始まる予定のミサが、15分ほど遅れて始まりました。洗礼式はこのミサの中で行われます。
まず最初に、一人が大きな声で祈りの言葉を唱え、全員がそのあとに続きます。その後、神父さまが祭壇に表れ、いよいよ本日のメインイベント、洗礼の儀式です。「新しい兄弟が我々の家族に加わった・・・」みたいなことを言って、神父さまが祭壇から降り、アンジェリーノの額に手を軽く置きます。その後また祈りの言葉を唱え、聖水が入った水鉢の傍まで移動し、わりとたっぷり目の水を手ですくって額に流します。アンジェリーノは、びっくりして少しぐずりました。

Angerinoその後また席に戻り、他の人々のお祈りの言葉を聴きます。そのうちにまた神父さまがアンジェリーノの額に手を置き、今度は何やら香油のようなものを塗りつけたらしい・・・おでこが光ってます。このときには長丁場に疲れたアンジェリーノはぐっすり眠っていました。最後に聖書の言葉を読み上げ、列席者から寄付金を集め、ミサは終了。20時15分過ぎ・・・1時間半もかかった!

こうしてアンジェリーノもクリスチャンの仲間入りをしたわけで、だからと言って家族で毎週日曜日に教会に行ったりとかはしないらしい・・・信仰の仕方は人によってだいぶ違うようです。

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PiazzaArmerina(ピアッツァ・アルメリーナ)の町。

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カザーレ荘のある町、PiazzaArmerina(ピアッツァ・アルメリーナ)。こちらは旧市街で、ここから約5キロ離れたところにカザーレ荘があります。上はDuomo(ドゥオーモ)。15世紀に建てられた教会を、17世紀にリフォームしたもの。町のほぼ中心の小高い部分にあり、教会の前は広場になっていて、こんなにかわいい石畳になっています。

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こちらは町でいちばん古い、12世紀の建築物。セント・アンドレア・グラン・プリオラート教会。窓には鉄柵が設けられ、シスターが逃げられないようにしていたとか。

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こちらの教会は・・・何だか忘れました(汗)。左の塔の屋根はモザイクで覆われていて、ちょっと不思議な感じ。

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典型的なシチリアの古い家並み。小さな家が密集して、屋根はこのあたりで取れるくすんだ土の色です。写真奥の上のほうの町並みと比べると新旧の差がよく分かって興味深いです。

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旧市街地にはエトナ山の石が、石畳として使われています。馬車を走らせるために硬い石が必要だったんですね。真っ黒な石は研磨されつくして、ツルツル、光が反射してまぶしいぐらい。町にはほとんど人がいなくて、シーンとしていました。カザーレ荘に観光客が集中するのでしょう。のんびり町歩きをするのに、オススメの場所です。

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Catania(カターニャ)のBarで。

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Catania(カターニャ)のPiazzaUniversita(ピアッツァ・ウニベルスィタ、大学広場)は、カターニャ大学の建物に囲まれた広場です。この日はスイスから来たCatherineと日本人のYちゃんと一緒に、その広場にあるBarでランチをしました。たくさん並んだ料理の中から、自分の好きなものをチョイスしていったらこんな大盛りに! 赤いのはスコッチエッグのトマトソース、時計回りに、カポナータ、カリフラワーのマリネ、タコのサラダ、お米のサラダです。

Piazza_universita_barお天気の良い日はやっぱり外が気持ちいい! ただし日陰に席を取らないとたいへんなことになります。でも欧米人は日向が大好き。あのお歳で、そんなに長時間太陽に当たっていいものなのだろうか・・・。カターニャはシチリアの中でも暑いことで有名らしく、天気が良い日はかなり温度が上がります。ジャルディーニは建物がそんなにないせいか、海風がよく通ってわりと涼しいです。タオルミーナも高い場所にあるから風は爽やか。この日のカターニャは、おそらく30度近くまでになっていたはずです。

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