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2006年7月

タオルミーナの長屋。

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よっぽどのお金持ちは違うでしょうけど、タオルミーナでは一般庶民はたいてい「長屋」風住宅に住んでいます。どこが「長屋」風かと言うと、1つの建物をいくつかに分割して住んでいるからです。上の写真なんて、ちょっと見たところ日本の家みたいじゃありませんか?さらによーく見ると右下の窓の中に、炊事をしているシニョーラの姿があります。どの家も窓全開で、中が見えちゃうのもお構いなし。

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こんなふうに所狭しと軒先が並ぶ様子は、まるで下町。ベランダのところどころに見えるシートは、イタリアで多く見かける日よけです。テント地みたいなものを窓の外側上部に付け、先はベランダの柵にかけたりします。こうすると日中の強い日差しだけを避け、カラリと乾燥した涼しい風だけを室内に取り込むことが出来るわけです。目隠しにもなるし!

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そして老人は日がな一日ベランダや窓際、玄関先などに陣取り、町行く人々の様子を眺めています。タオルミーナの町を歩く時は、ぜひ顔を上げてみてください。下界を見下ろす老人ときっと目が合うでしょう。

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夏休み。。。

日本の梅雨は明けたのでしょうか。最近暑いようですね。
こちらは2週間前までの蒸し暑さが嘘のように、さわやかな毎日です。日差しは強くて暑いけど、日陰に入ると涼しく感じるぐらい。湿気がなくて、カラッとしてて、本当にすばらしい気候です!

さて、こちらへ来て4ヶ月。一緒に頑張ってきた私のPCが最近ご機嫌ななめです。写真も取り込めないし、学校は人が増えてきて4台のPCはいつも誰かが使っているような状態だし、このブログをUPするのもなかなか難しい状況になってしまいました。

というわけで、このブログも少し夏休みをいただきます。しばらくは週に1回ぐらいのUPになると思いますが、どうぞご了承ください。また、シチリアに関する質問などは書き込みしていただければ出来るだけレスしますので、お気軽にどうぞ!

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イタリアのハート、Perugia(ペルージャ)4。

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Perugia(ペルージャ)でエスニック、2日目は中国料理! はりきってメニューにある「海鮮湯麺」を頼んだら・・・出てきたのはスープスパゲッティでした(涙)。中華麺って入手困難なのかなぁ。でもアジア食材店に売ってたんだけどな、残念。アサリやイカ、エビのだしにニンニクがたっぷり効かせてある美味しいスープでしたけど。

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こちらはYukoちゃんオススメの「酸ラー湯」。酸っぱくて辛いスープです。ちょっと酸味が足りなかったのでお酢をたっぷりかけていただきました。こういう味付けって、本当に久しぶり。筍やきくらげ、お豆腐も入っていて、あー、こんな食材もあったよねぇとシミジミ五臓六腑に染み渡る感じ。

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春巻きです。春雨にキャベツ、ニンジンのさっぱりした具に、カラリと揚がった皮が芳ばしく美味しいひと皿でした。辛子がなかったので酢醤油にチリソースをつけて食べたら、まさにエスニックな味わい。こういうのも「あり」ですね。

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こちらは居合わせた日本人のおじさん3人組からおすそ分けされた焼きソバ。たまたま私たちがお店にいたときに彼らも入ってきたのですが、イタリア語のオーダーを手伝ってあげたら、何だか色々差し入れして下さって、最後にはお勘定もぜーんぶ払ってくれちゃった!ラッキー!

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イタリアのハート、Perugia(ペルージャ)3。

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今回の旅で私が何を食べたか。中部イタリアで、山間部の地ものを満喫したんだろうと思っている方も多いと思いますが・・・今回はエスニックに走りました。だって、タオルミーナにもジャルディーニ・ナクソスにも、どこにでもある中国料理店ですら1軒もないんだもん・・・。

まずは町の中心Piazzaの裏にあるインド料理店へ。この日はバイキングで、スープや前菜のあとは上の写真のテーブルから、好きなものを好きなようにいただくことができ、ナンとデザートも付くというもの。

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前菜は、サモサや野菜の天ぷらに、チリやミント風味のヨーグルトソースをつけて食べました。油で揚げてあるけど、ヨーグルトのさわやかな酸味がさっぱりして美味しかったです。

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こちらはバイキングから少しずつ。中央下の白いのはキュウリのヨーグルトサラダ。あとは時計回りにニンジンサラダ、タイ米、炒飯、野菜カレー、ビーフカレー、チキンカレー、ココナッツの和えものに、中央はナスのカレーです。インド料理なんて、本当に久しぶり! ニンニク、トマト、オリーブオイルのイタリアンから久々に解放された夜でした。

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こちらは、Kazumiちゃんの住んでる地区のお祭り最終日の様子。生バンドが入って、老いも若きも踊る踊る! こうして夜はとっぷり深けていき、延々と続いた音楽も夜中の1時過ぎには終了。これから本格的な夏が始まって、町の人々がバカンスで散り散りになるのを惜しむような、ひっそりと優しいお祭りの夜でした。

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イタリアのハート、Perugia(ペルージャ)2。

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列車はRoma(ローマ)到着時間を大幅に遅れ、乗り継げるはずだったPerugia(ペルージャ)行きに乗れず、Milano(ミラノ)行きのユーロスターに乗ってFoligno(フォリーニョ)と言う駅でさらにFirenze(フィレンツェ)行きに乗り換え、ようやくペルージャに着いたのはお昼の12時ごろ。結局15時間ぐらいの長旅になってしまいました・・・。

さて、ペルージャを地図で探すとイタリアのほぼ中心にあります。ペルージャのあるウンブリア州は別称「緑のハート」とも言われているのですが、州のカタチが見ようによってはハート型で、イタリアの真ん中あたりにあるからだそうです。そして、シチリアでは見ることのできないやさしい緑の町並みが広がっています。こんなに涼しげな並木道、久しぶりに見た~。

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今回の旅の目的は友だちに再会するだけでなく、Universita per Stranieri di Perugia(ペルージャ外国人大学)を見学するためでもあります。と言うわけで、到着早々、大学に潜入。Kazumiちゃんに構内をくまなく案内してもらいました。由緒ある建物の再利用らしく、内装も凝った昔風なつくりでどこを見ても絵になるところでした。とりあえず、正面入り口で記念撮影。天井が高い!

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ペルージャ外国人大学の授業は2つの校舎を中心に、点在する各建物で行われています。町には普通のイタリア人のための大学や専門学校などもあり、各国から集まった若い人たちがいっぱいいます。老人リゾートのタオルミーナとは雰囲気が全く違いました。ここは中国などアジアの学生が多いのも特徴らしく、町にはエスニック系レストランやアジア食材の店などもあり、日本人にも暮らしやすいところじゃないかと思いました。極めつけはインターネット料金の安さで、ネット電話で日本の家に電話をしたら15分近く話して1ユーロ50セント!

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この日はワールドカップのイタリア戦があったので、Barにみんなで見に行きました。町中イタリア国旗であふれ、タオルミーナとはちょっと雰囲気が違います。そして試合終了後そこらじゅうのBarから興奮した人々があふれ出てきて、町の中心にあるPiazzaでは大騒ぎが始まりました。このあと、もっともっと人が増えて、クラクションを鳴らし続けて走る車や、そこから身を乗り出して叫ぶ人など、ホント、大変な騒ぎでした。今度の日曜の決勝戦で勝ったらいったいどんなことになるんでしょう・・・!

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イタリアのハート、PERUGIA(ペルージャ)1。

Perugia_tate

Perugia(ペルージャ)から帰ってきました。予定外のことも色々あったけれど、楽しい旅行になりました。

カターニャ、ペルージャ間には直行バスが走っていて、それを利用するとダイレクトにペルージャに行くことが出来ます。イタリアのほぼ半分を12時間で走り、片道50ユーロ。わずらわしい乗り換えなしで行けるのが最大の魅力です。今回の旅は往復ともその高速バスを利用しようと思ったのですが…そうは上手くコトは運びませんでした。

カターニャのバスターミナルを19時に出て、ペルージャには翌朝8時ごろ到着、というのが当初の予定。早めにカターニャへ行き、美味しいお菓子屋さんでお土産も購入、バスターミナルには18時ごろ着いて準備万端。あとはバスに乗るだけだったのですが…乗れなかったのです(涙)。

乗り場の案内表示がなかったので聞いたら、1か2番で待ってろとの指示。しばらく待っていたら定刻にミラノ方面行きの表示が出ているバスが来ました。でも聞いていた話では大きく「ペルージャ行き」って書いてあるとのことだったし、バスはいつも遅れるので、どうせまたでしょ、と思ってそのバスをやり過ごし、1時間半待ち続けましたが一向に来る気配なし。おかしいなぁと思い再度確認したら「え?バスは19時4分に出ちゃったよ」だって。どうやら今回のバスにはペルージャ行きって表示が出ていなかったようです。いつもバスを利用していて、そんなことは日常茶飯事なのに、まさか長距離バスまでそんなことになっているとは思いもしませんでしたよ。

仕方が無いので急きょ電車に変更。ペルージャまでの片道切符44ユーロを買い、21時15分発のミラノ行きに乗りました。もちろん一番安い2等車です。思いっきり不安になりながら電車に乗り込むと、アフリカ人がひとりで6人用のコンパートメントにいたので、そこにお邪魔しました。彼の名前はアリー。アフリカから出稼ぎに来ていて、これからペルージャに行くところだというので、旅の道連れになりました。
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図らずも、前から試してみたかった、メッシーナ海峡を電車で渡る、という経験をしました。この写真は船内に電車が入っていくところ。まず、先頭車両が船の中に入ったら、3両目あたりで切り離し残りの電車はバック。4両目だけど先頭になって残りの電車を引っ張りながら路線を変えて先頭車両の並びに入線していきます。そして再び7両目あたりで切り離し、バックして…と1編成の電車を4つに分けて船の中に収めて海を渡る、という方法でした。長年の謎が解けてうれしかったです。

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メッシーナ海峡を渡るとき、乗客は車内を出て船のデッキび出ることが出来ます。ちょうど夜中の12時ごろ、メッシーナ海峡をイタリア本島側のLeggioCarabria(レッジョカラブリア)へ渡りました。約1時間、思いがけない船の旅です。

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