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さよなら、シチリア。

Scena_1pilandello_yoko

必ずまた来ると思う。でも今はなぜか無性にこのSicilia(シチリア)の地を離れたくないと思っています。去年滞在していたBra(ブラ)を離れるときとは全く違う気持ちです。少し長く居過ぎてしまったかな。この道はTaormina(タオルミーナ)のPortaMessina(ポルタ・メッシーナ)からバスターミナルへ行く道。晴れた日にはこの海の向こうに、本島のReggioCalabria(レッジョ・カラーブリア)を見渡すことができました。

Scena_2gatto_tate

北の町Braとの違いに初めは戸惑いを憶えていたけれど、今ではすっかり馴染みました。猫が多いのは海辺の町だからでしょうか。こんなふうに路地に「猫ゴハン」が置いてあります。イタリアの猫はパスタを食べるのです。

Scena_3piove_tate

いきなり雨が降り出して、軒先で雨宿り。古びた建物の前にはComuneの掲示板がありました。貼られた死亡告知を眺めて、いつか会ったかもしれない誰かの生死を確認するのが、この町の人の習慣。

Scena_4mare

いつでも海が近くにありました。こんなふうに上から見下ろすと、まるで海に吸い込まれるような錯覚に陥ります。

Scena_5siesta_tate

椰子の木の影。風に揺れる日もあれば、夏の日差しに焼き付けられたように動かない日もありました。椰子の木陰のベンチで昼寝・・・天国ではないけれど、かなり近いんじゃないかと思います。

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よく歩きました。TaorminaからFino di Naxosの家まで、たっぷり2時間以上歩くこともありました。特にViaRomaからGiardiniNaxosへ降りる急な山道は、海を眺めながら歩くことのできるお気に入りの道。夏の日差しを避けて夕方、月が見えてくるころ、のんびり行くのが好きでした。

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おそらく東京に帰っていちばん懐かしく思い出すのはこの景色でしょう。Fino di Naxosの家のTerrazzaからの眺め。夕暮れ時、日が沈みかけて、遠くの海の色もどんどん変わっていって、空が紫や茜色に染まる時間。Etnaの裾野の家々の灯りが、ぽつぽつと灯り始めるころ。眼下の畑も椰子の木もいつのまにか黒いシルエットになるまで、いつまでもずっと見ていました。

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