ついに畑へ移ったレストラン。
前から通っていた野菜料理の美味しいレストラン「La毛利」が、ついに畑へ移動してしまいました。毛利シェフがもともと通っていた白石さんの運営する農園「風の学校」のとなりです。
この日は「東京近郊の大根」の取材で行ったので、白石さんにお願いしてとって置いてもらった、「練馬大根」のフルコースです。「練馬大根」はもともとたくあん漬け用の大根なので、こんなふうに料理に使うことはほとんどないんじゃないかな。ピュレにした大根にオリーブオイルと黒コショウをかけて。ふんわりやさしい味わいです。
スープは「バターナッツかぼちゃのポタージュ」。となりの細長いのが「バターナッツ」です。見た目のカタチと、バターのようにこっくり深い味だから、こんなネーミングなんでしょうね。人工的じゃない甘さがとても美味しかったです。
前菜の盛り合わせは、野菜たっぷりのひと皿。保谷駅にあったときからの紫キャベツのマリネも健在で、ちょっと懐かしい。上にふんわり乗っているのが「練馬大根」。たくあんにするぐらい繊維のしっかりした大根なので、こんなふうに繊維を断ち切らないようにたてに切ると、シャキシャキした歯ごたえを楽しめます。野菜を知り尽くした毛利シェフだからこそできるシゴトです。
鶏ひき肉と「練馬大根」のスパゲッティ。角切りにしてスープで煮た大根と葉が、滋味深い鶏の味とあいまって、体の芯から温まるパスタになってます。コンソメキューブを使えば家でもできそうだけど、やはり素材を吟味しないとこの味にはならないでしょう。
メインのお肉の上に乗っているのは、お肉を煮込んだスープで味付けした「練馬大根」。菜花を茹でたものが添えられて、さっぱりといただくことのできる肉料理になっていました。
店内は木をたくさん使った居心地の良い空間になっています。この椅子もオリジナルで、白石さんや毛利さんが相談して、野菜をモチーフに作ったそうです。背もたれに葉っぱが彫りこまれていて、「野菜のレストラン」にふさわしいデザイン。
窓の外には「風の学校」の穏やかな畑の風景が広がります。テラスもあるので、夏場は外で食事をすることもできるそうです。一緒に取材に行ったライターと、「初夏の夕方、よく冷えたビールを片手に、畑で採れたばかりのまだ若い枝豆なんかをつまみに一杯やったら、どんなにステキだろうねぇ…」とシミジミ語り合いました。
「La毛利」
最近とても混んでるそうです。必ず予約を入れてから行ってくださいね。







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