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2008年5月

アンジェロ父さんのお店、BABBO ANGELO。

Antipasti_misti

Babboって、トスカーナ地方の方言で「お父さん」って意味なんですって。自由が丘にあるAngeloさんのお店、BABBO ANGELO。彼は空手(あ、柔道だったっけ)のために20年ほど前に来日、以来ずっと日本にいて本当のイタリアの食文化、料理を伝えるべく奮闘してらっしゃいます。9月に彼とスローフードワークショップをするので、その打ち合わせも兼ねてお店でランチをしました。なんせ来週からシチリアだから、すべてを前倒しに進行させちゃってます…関係者の方々、迷惑おかけしてます(汗)。写真はAntipastiMisti(前菜盛り合わせ)…正しいです。そして美味しいです。モッツァレッラ以外すべて野菜です。グリルしてオイルとハーブをたっぷりかけてあります。

A_salute

昼間からプロセッコも飲んじゃいます。お天気も良かったしね。

Antipasto

この日はAngeloから勧められた、いろんなものを少しずつ食べられるコースにしました。まず最初にこの、Foccaccia con Prosciuto crudo(フォカッチャと生ハム)が出てきて、そして上のAntipastiMisti。このあと怒涛のPrimo6皿です!

A_primo_pistacci

ピスタチオ入りクリームソースのペンネ。チーズも入ってたかな。なめらかで濃厚なクリームに、ピスタチオの食感とペンネのアルデンテがいい感じです。

Primo_ganberi

海老と黒オリーブとルーコラのスパゲッティ。さっぱり塩味。ルーコラのシャキシャキに、甘くてプリプリの海老、黒オリーブのクセのある苦味が、絶妙のバランスを保っています。

Primo_caneroni

ラザニアです。ミートソース、ホワイトソース、パスタ、チーズが重なってオーブンで焼き上げられています。ここのはミートソースがたっぷりで、気前がいいわ。トマトの酸味はきいてるけど、こってり美味しいひと皿です。

Primo_risotto

ズッキーニのリゾット。シンプルだけどチーズがたっぷり入って、ウマウマです。

Pizza

そしてPiiiiiiiiiizza!! 薄いモチモチ生地に、トマトソース、モッツァレラ、バジリコのマルゲリータです。オイルを回しかけて、アツアツをハフハフしながらいただきます。ちょっぴり焦げた生地の香ばしい香りがアクセントになった、上出来のPizzaMargherita。

A_dolci

デザートも盛り合わせ。満腹なんてもんじゃありません。このあとはサクッと打ち合わせして、腹ごなしに午後の自由が丘を散歩して帰りました。お昼にガッツリ食べるってのもたまにはいいものです。ぜひお試しください。

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天ぷら祭

Tempra_fuki

スローフードジャパンで働いてくれていたBettaが、イタリアへ帰る前の日の夜、海岸501で「天ぷら祭」を開催しました。Bettaは天ぷらが好きだというので、作り方を教えてあげながらです。小麦粉、卵、水、油があれば、何を揚げてもOKだから、私もイタリアにいるときたまに作りました。でも今回はせっかくなので、日本の旬食材を揃えました。王道の「ふきのとう」、「タラの芽」、「こごみ」。

Tempra_age

天ぷら粉をつけて、カラッと揚げます。ほんのり苦くて美味しかった。苦味のあるものは、油との相性がバツグンですね。

Tempra_aburame

上から「あぶらめ」、「新茶」、「あずき菜」。「あぶらめ」って初めて食べたけど、美味しい!まるで葉っぱが油にひたったように見えるからこういう名前なんでしょうね。飛騨高山の山奥から来ました。「あずき菜」も飛騨高山から。生で食べると感じないけど、揚がったものを食べるとたしかにほんのりアズキの風味がします。面白かった!

Tempra_sima

高知の「甘唐辛子」と、沖縄の「島らっきょう」。どちらも天ぷらにオススメです。ぜひお試しください。

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アースデイマーケット東京。

Top

25日の日曜日、代々木公園のけやき通りで「東京朝市アースデイマーケット」が開催されます。3月に下見に行って、とっても楽しかったし、スローフードの理念と共通点がたくさんあったので、今回から朝市にスローフードジャパンとして出店することになりました! 毎月1回のこの朝市、私は来月からシチリアへ行ってしまうので、運営は主に大学生ボランティアにお任せしてます。これからはスローフードもユースの時代です(笑)。

Bag

販売商品をいくつかご案内しますね。
☆スローフードイタリアで企画しているフェアトレードのグアテマラのコーヒー豆「ウエウエテナンゴ」。マーケットで販売された収益の半分が、グアテマラの生産者へ渡る仕組みになってます。すんごく美味しくて、リピーター続出。今のところ日本ではスローフードを通してしか購入できません。お値段はちょっと高めの2,000円。でもその価値はあります。
☆昨年の「エコプロ展」で本邦初販売以来、大人気のジュートバッグ。「ウエウエテナンゴ」が入っていた麻袋の再利用です。スローフードマークのかたつむりをアクセントにつけてあります。私も持ってます♪ 1つ2,500円。
Photo_2☆スローフード長崎おすすめ産品「エタリの塩辛」。橘湾で獲れたカタクチイワシを塩とあわせて熟成させた、そう、まさに日本のアンチョビです。1か月ぐらい前に初めて食べたけど、あまりの美味しさに衝撃を受けました。こんなのはそうあることではありません。試食も出すので、ぜひ食べに来てね。10個限定販売だけど、私が1つ買うから実質9個(笑)。800円で販売します。
☆スローフード栃木おすすめ産品「国産小麦100%のラーメン」。いまどき、国産小麦100%って、すごいですよね。こんな商品があることすら知りませんでした。コシがあって、ツルツルっとしたノド越しで、小麦の香りがほんのり残る、とっても上品なラーメンです。もちろん美味しい。スローフードは美味しくなくちゃダメなんです。1箱5食入り1,260円。1食252円で味、質ともに極上のものを体験できるなんて、安いもんです。

この時期のけやき並木はきれいですよ~。お散歩がてらぜひ来てください。10:00~17:00です。小雨決行。詳細はコチラをどうぞ。

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「ラ・グラディスカ」堀江シェフのワークショップ。

Primo

先日行った西麻布のピエモンテ料理「ラ・グラディスカ」の堀江シェフが、満を持してスローフードワークショップに登場します! 今回は熊本県は水俣の力強い食材の数々と、「ラ・グラディスカ」で普段から使われているこだわりの食材を使って、夏っぽいピエモンテ料理を作ります。こちらは先日試作した「夏野菜のパスタ」。

Secondo

セコンドには「鶏肉のソテー にんにく・アンチョビ・オイルソース」を。このほんのり酸っぱいソースが、不思議に美味しい! ピエモンテの冬の定番「バーニャカウダ」のソースを夏用にアレンジしてあります。このレシピが知りたければ、今すぐコチラを見て、ワークショップにお申し込みください。5月30日が締切です!


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ユースケのPizzaでお誕生日。

Pizza1

ユースケと私の共通点…それは料理でストレス解消するところ。彼は3歳ごろから料理を始めたんだけど、もちろん最初は遊びでした。でも小学校に上がって、いろいろ彼なりにストレス感じてるんでしょうねぇ。いやなことがあった日には、「オレ、なんか作る」と言ってキッチンに立つんだって。このPizza生地をのばす真剣な表情を見てやってください(笑)。

Pizza2

焼き上がったPizzaはこちら。かなり形がいびつです。そして彼は作るだけ作って食べません。いつもそうです。作っても食べないの。そこが私と違うところだね。

Pizza3

最近Pizzaばかり作ってるから、おかげさまで丸くするのが上手くなりました・・・へへへ。いつものツナ&ゴルゴンゾーラ。

Antipasti

この日は私の誕生日だったので、海岸501に家族が集まって食事をしました。去年は友達とだったので今年は家族と。前菜はJ’s Organix の生ハムと谷当工房のスモークチーズ。どちらもかなり優秀で美味しい。

Invortiti

そして私の力作「アジのベッカフィーコ」。ブロンテのピスタチオをかけてオーブンで焼きました。小アジをひとつひとつ開いて、詰め物を巻き込んであります。尻尾がピンと立つように巻くのがコツかな。ふんわり美味しくできました。ところで、「ベッカフィーコ」って鳥の名前なんですって。魚の尻尾がピンってして、それがその鳥のくちばしに見えるからこういう料理名になった・・・と、前にAlexが言ってました。

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トロンチーノとパニーノ。

Mercato

最近出会った美味しいもの、2つご紹介。
まず1つ目は、このガラスの瓶の中に入ってます。ネット専門店「ピアッティ」の「トロンチーノ」。アーモンドやピスタチオが入ったヌガーをチョコレートでコーティングしてあるんだけど、この素材がすごい! ピスタチオはシチリアのエトナ山のふもとの町、ブロンテから。チョコレートはやはりシチリアのチョコで有名な町、モディカから。甘いんです、すごく。でもそれが美味しいんです!ただ甘いだけじゃない、それぞれの素材の味がステキに絡み合ってなんともいいシゴトしてます。

Panino

このパニーノは江古田にある「パーラー江古田」のもの。焼きトマトとルーコラ入り。パンが美味しいうえに、野菜の味が濃い。すんごくシンプルなんだけど、本当に、シミジミ美味しいパニーノなんです。こんな上等なのが江古田にあったなんてなぁ…。今のところ私のパニーノ・ランキング、2番です。1番はもちろんコチラ。あと2週間と少ししたら食べられる~!!

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本日のジェラート。

Gelato1

久々に本日のジェラート。でもこれは日本です。ナプキンもスプーンもイタリアと同じだけれど、先日、あるイベントのために帰国して2日間だけ日本で販売したまぼろしのジェラート屋さん「アクオリーナ」の、ピスタチオ味です。もちろんシチリアのブロンテのピスタチオを使って!

Gelato2

今はもうイタリアに戻ってしまった「アクオリーナ」のモガッキー。彼はしばらくの間、日本でネット販売専門のジェラート屋さんをやっていましたが、現在はイタリアにいるため休業中。材料だけでなく、なんとイタリアから機械まで持ち込んでるんです! この日はミルク味、ピエモンテのヘーゼルナッツ味と、ピスタチオ味の3種のみ販売。イタリアみたいに小さなプラスティックのスプーンで味見もできたので、たくさんの人でにぎわいました。

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レモンチェッロの作り方。

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かの高級リゾート地アマルフィが発祥と言われるDigestivo・・・食後酒、「レモンチェッロ」。レモンの甘いお酒です。気軽に家庭で手作りする、そう、日本でいえば梅酒のようなものですね。もちろんレモンがたくさん採れるシチリアでも作ります。レモンとアルコール、砂糖、水があれば作れてしまう、とても簡単なお酒です。

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日本のスーパーマーケットで手に入るようなレモンにはワックスがかかっているので、皮を使うことが難しいけれど、シチリアのレモンにはそんな手間のかかることはされていません。そして数は少ないけれど、日本で作られているレモンにもほとんどワックスなんて使われていません。この日は神奈川県小田原市の片浦地区で作られたレモンが手に入ったので、さっそく作ってみました。なるべく黄色い表皮だけを薄く剥いて使います。白い部分が入ると苦くなるそうです。

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その表皮をウォッカなど度数の高いアルコールにつけて1週間ほど置いておくと、レモンの皮のエキスが移り、透明な黄色い液体になります。あとは同量の砂糖水で割るだけ。どんなに食べすぎたときも、このレモンチェッロをくいっと1杯飲んでおくだけで、翌朝の胃はすっきり快調。これもレモンの薬効なんでしょうか。冷たいほうが美味しいから、うちでは冷凍庫や冷蔵庫で保管しておきます。ワックスのかかっていない国産レモンが手に入ったら、ぜひ試してみてください。

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料理教室のPizza。

Margherita1

最近Pizzaを作ることが多い料理教室。やっぱり粉ものは、料理教室ならではの手作り感があります。

Margherita_prima

赤いトマトソース、白いモッツァレラ、緑のバジリコでイタリアの国旗を表現した「マルゲリータ」。ナポリのピッツァ職人が「Pizzaが食べたーい」というマルゲリータ女王のために作ったのが、始まりとされます。

Tonno_e_gorgonzora

せっかく生地を作ったので2枚目に突入。ツナとゴルゴンゾーラを乗せたもの。この組み合わせの始まりは・・・

Tonno_e_gorgonzora_dopo

Alexとユキさんです(笑)。この思いもつかない組み合わせが、とっても美味しいのです。我が家の定番になりつつあります。生徒さんにも好評です。

Insalata

炭水化物とタンパク質だけじゃバランスが悪いので、ボウルいっぱいのフレッシュサラダも準備します。オイル、ビネガー、塩、こしょうでシンプルに味付け。
焼きたてPizzaとサラダのコースです。

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海までもうすぐ、チャコールグリル「OIDA」。

Oida_avanti

鵠沼と辻堂の中間ぐらいの住宅地、海まであと少しの川沿いにあるその店は、チャコールグリル=炭火焼きで勝負するOIDA氏が営む隠れ家レストラン。土の匂いと海の匂いがするリゾート感いっぱいの立地で、お店に入る前からワクワクする素敵なところです。

Buta

厚木産もち豚のロース、160グラム也。こんがり焼けたかたまり肉を切ると、ほんのりピンク色のふっくらした肌が出てきます。シンプルなしょうがベースのソースでいただくと、言うことなしの美味しさ。シェフはフレンチとイタリアンを経験したそうですが、行きついたのがこのシンプルな調理法、炭火焼きだったのね。素材の味を最大限に活かすには、火加減が難しそう…焼きすぎたらダメ、かと言ってレア過ぎてもダメ…食材を扱うときは気が抜けないだろうなぁ。

Hanbrughe

先日『Hanako』に載って人気急上昇中の、宮城県産黒毛和牛100%のハンバーグ。独り占めしたい…こんどはひとりで来て、ぜーんぶひとりで食べたいっ!と意地汚く思わせるほどの美味しさ(笑)。

Insalata_di_pesce

海が近いだけに、魚を使った料理も充実してます。鯵のマリネのサラダ。

Indalata_di_aji

鯵のフリット。こんがりサクッ。中はふわっ。小さいのに開いて揚げるところが美味しさの秘密かな?

Fave

鹿児島のソラマメ。熱々だから爪先でむかないとやけどします。ハフハフしながら口に放り込むと、力強い豆の味と香りが喉から鼻に抜けるよう。


Pasta

鯵とホタルイカのパスタ。鯵の味もホタルイカの味もしっかりするのに、ぜんぜん生臭さがないのは新鮮だから?この組合せ、今度おうちで試してみます。

Riso

〆のチャーハン。何か特別な味付けがされていたように思うんだけど…どうしても思い出せないっ(涙)。だれか教えて。
スパークリングと赤ワインを1本ずつ開けてご機嫌だったので、おしまいのほうの記憶があいまいだわ…。とにかく何もかもが美味しくて、お店の雰囲気も良くて、あたたかなやさしい気持ちになれる料理の数々でした。そしてこのあと、お店に持ち込んだ「お誕生日のケーキ」でさらに盛り上がったのでした…。

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お誕生日のケーキ☆

Dolce1

フレッシュなイチジクのタルト。パラパラと上にのっているのは、シチリアはブロンテのピスタチオ。カスタードクリームに、サクサクのクッキーみたいな生地までもちろん手作り。

Dolce2

シンプルなベイクドチーズケーキ。酸味がほどよく、しっとり焼けてて美味しい!

Dolce3

さらにカスタードプディングまで! プリン大好き!

Dolce4うにちゃんと私のお誕生日にと、こずぴょんとあそちゃんが作ってくれたお誕生日のケーキたちです。こずぴょんがはまっている手作り酢漬け、イチゴも添えられて…。どうもありがとう!Lovelyな42歳になれるように頑張らなくちゃね☆

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ピエモンテ料理なら「ラ・グラディスカ」2。

Primi_2

西麻布の「ラ・グラディスカ」。プリモ2皿目は、これもピエモンテの生パスタを代表する1品。タヤリンです。トリュフのシーズン、バターで和えただけのタヤリンに、白トリュフを鰹節のように削って乗せて食べるのです!!!美味しいですよ~。削る前に量りで重さを量り、削った後も量って、きっちり食べたグラム数だけお金を払うシステム。Basta!って言わないと、いつまででも削られるから注意してね。 この日は蝦夷鹿の重厚なラグーでいただきました。この生パスタ、前日に仕込んで一晩乾かすことが重要なんですって。ふんわりはかないパスタに、ホロホロくずれるまで煮込まれたラグーが絡んで…白トリュフにも負けない美味しさでした。

Secondi_1

セコンドは牛肉を煮込んだもの…ケーパーも使ってあったかな…見た目からは想像しにくい酸味のあるさっぱりしたコッテリ感。うーん、説明するのが難しい(汗)。とにかくやわらかく煮込んであって、ワインが恐ろしいほどすすむひと皿。

Secondi_2

この日は5人でお邪魔したので、セコンドは好みのものを選びました。羊を選んだ人は部位違いで3種。こちらは首の部分(たしか(汗))。見た目通り、野趣あふれるガツンとした味わいでした。

Dolce

デザートの前に小さな焼き菓子。これはピエモンテのリストランテなら、どこも一緒。そして西麻布でも。こんなちょっとしたお菓子に手を抜かないシェフの仕事って、気が遠くなるほど手間がかかりますよね…脱帽です。トウモロコシの粉を使った焼き菓子もまた、ピエモンテの伝統的なものです。

Dolce_1私も含めてお誕生日の近い人が3人いたので、デザートはスペシャル! 5皿すべて違うものが出てきてその華やかなことと言ったら☆ 飴細工にエディブルフラワーがあしらわれた夢のようにステキなケーキを囲んで、記念撮影をしました。
とりあえずピエモンテまで行かなくても、こんなに充実したピエモンテ料理を味わえるなんて…東京でイタリアの味を再現させることがどれだけ大変かは、やはり向こうで料理を作っていた人にしか分からない苦労なんです。堀江純一郎シェフの腕はもちろんのこと、素材集めの努力がうかがえるステキなお店です。

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ピエモンテ料理なら「ラ・グラディスカ」1。

Carne_cruda

私が初めて訪れたイタリアの地はピエモンテ州。出張だったうえ、忙しい日々を過ごしていたので現地での過ごし方などすべて同行するクライアント任せ。ろくな下調べもせずに飛行機に飛び乗り「ピエモンテ料理」を初めて体験しました。
ピエモンテでは牛肉をナマで食べる習慣があります。薄切りではなく、叩いてオリーブオイル、塩、パルミジャーノでいただきます。この日は卵黄ソースとアンチョビソースがあしらってありました。懐かしくてあらかじめシェフにリクエストしておいたのですが、北海道から取り寄せてくださった牛肉はまったりとコクがあり、ふんわりやわらかな味わいでした。

Antipasti_1

私がそれまでイタリア料理としてイメージしていたのは「南」のものだったんですね。「北」の、洗練されて重厚なフランス料理を思わせるものに出合ったのは、そのときが初めてだったのです。訪れたリストランテはどこもかなり前から予約の必要な高級店ばかり…出張ですから(汗)。そこで食べた料理の数々が、私のイタリア熱に火をつけたと言っても過言ではないでしょう。
2皿目のアンティパスティはウサギです。衣をつけて揚げたものに、松の実やズッキーニをあしらい甘くて酸っぱいソースをかけてあります。上に乗せた目玉焼きがかわいい。さっぱりしたウサギ肉は臭みや硬さなどまったくなくて、揚げものなのにいくらでも食べられそうな軽さでした。

Antipasti_2

3皿目はタラ。ふわっと火を通したタラに、マッシュポテトが添えてあります。絶妙な塩加減。

Primi_1

いよいよプリモ。1皿目はアニョロッティ・ダル・プリン。小さなラヴィオリの中にお肉がぎゅっと詰まっています。この小さなラヴィオリはピエモンテの代表的な料理で、シェフの得意料理のひとつだそうです。Braに住んでいたときは、よく近所の生パスタ屋さんに買いに行ってました。「Angeli」。私ったらトマトソースと合わせてますね…邪道です。この生パスタはバターハーブソースでいただくのが王道でしょう。
まだまだ続くピエモンテ料理の夕べ…続きは明日…。

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神田の路地裏、「周」。

Salacena

いま、いちばんはまっているお蕎麦屋さん「周」。「あまね」と読みます。神田西口から数分の路地にあります。知らなかったら絶対に入れないような、手書きの怪しい木の看板が目印。

Fegato

「蕎麦屋でちょっと一杯」。これを実現させるのに、これほど最適なお店はないと思う。お蕎麦の前の「肴」がまた良いのです。こちらは「鶏レバーのしょうが煮」。なつかしい味。

Meranzane

このお店に焼酎はありません。「蕎麦屋でちょっと一杯」には正しいでしょう? 私のオススメは「枡酒」。漆塗りの枡で出てくる日本酒は、本当にまろやかで美味しいのです。こんな「なすの煮びたし」がぴったり合う、すっきり大人な味わいのお酒です。

Uovo

シンプルな「卵焼き」。盛りつけられたお皿も渋い。そういえばどのお皿も手作りのような、土のぬくもりを感じるものばかりでしたね。

Fritto

「山菜の天ぷら」。フキノトウ、わらび、たらの芽。つゆに浸さず、さっぱりお塩でいただいたほうが日本酒に合います。試してみてください。

Anatora

〆の「鴨南蛮蕎麦」。鴨とネギと蕎麦。潔いです。ちょっと甘めの麵つゆが、また一段と日本酒に合います…そう、ちっともお酒が〆られない(汗)。

Antama

お蕎麦屋さんで、「うどん」(笑)。素敵な小麦粉が手に入ったときだけ、うどんも打つそうです。だから期間限定。友人に勧められた「卵とじあん」でいただきました。あんがトロットロ~、おうどんがトゥルットゥル~で激ウマです。
ほの暗く調光された店内には、低くジャズが流れています。若い店主のこだわりが気持の良いお店です。くれぐれも飲みすぎないようにね。

周 (そば / 神田)
★★★★★ 5.0

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